コレは必読!『犬の行動シュミレーションガイド』
      2011 / 09 / 03 ( Sat )
      愛犬家待望の本がついに出ました!

      デンマークの動物行動コンサルタント、ヴィベケ・リーセ女史による
      犬のボディランゲージ解釈本、その名もズバリ

      『ドッグ・トレーナーに必要な深読み・先読みテクニック:
       犬の行動シュミレーションガイド』


      デンマーク在住の写真家でdog actuallyのコラムでもおなじみ、
      藤田りかこさんが、写真・編集・構成を手掛けられた
      (これだけでも十分魅力的!)いわばお二人の共同作品。

      「ドッグ・トレーナーに必要な」と題打っていますが、愛犬の言葉と
      気持ちを知りたい一般飼い主にもオススメ!だそうです。

      藤田さんの素晴らしい写真満載の191ページの大型本。
      いや~これほど「待ってました!!」な本の存在にコーフンしたのは、
      「馬と踊ろう」以来かも・・・。
      なんと、本国デンマークに先駆けて、日本で世界初のリリース。
      (近い将来、デンマーク語版、英語版も出版される予定だそう。)
      これは絶対絶対買うべし!な一冊だと私のセンサー、ウーウー作動中。

      dog actuallyのコメント欄に、著書のヴィベケさんが日本の愛犬家に
      向けたメッセージを寄せておられます。簡約しますと・・・。


      「愛犬家のみなさんに学んでいただきたいことは、
       犬が飼い主の助けを求めている、または必要としている時に、
       いち早くそのシグナルに気づき、最悪な状況になる前に、
       飼い主が適切に対処してあげられるようになること。
       そして、そのために飼い主がどう反応し、どのように
       自らのボディランゲージを使ったらよいのか、ということです。

       犬と飼い主間のコミュニケーションは、飼い主側の、
       犬のボディランゲージを読み取り、正しく理解し、
       正しい方法で反応する能力にかかっていると、
       私は心の底から信じています。」


      本を読んで、もし質問がある場合は遠慮なく問い合わせて、とも。
      (ただし英語のみ)

      ヴィベケさんのお人柄がしのばれますな。

      こちらがヴィベケさん。

      vibeke20med20ulve.jpg
      The North Jutland Animal Behavior Clinic より転載

      軍用犬、セラピードッグをはじめ、トラ、ライオン、オランウータンの
      訓練経験をお持ちで、アニマルトレーナー・犬行動セラピストとして
      活躍されているそうです。


      ご参考までに、dog actuallyで紹介されたヴィベケさん関連記事を
      リンクします。
      いずれも、とっても興味深いので未読の方は、ぜひご一読ください♪


      ボディランゲージによる犬語を人間語に完全翻訳!

      北欧のアニマルトレーナーに聞く (1)

      北欧のアニマルトレーナーに聞く (2)


      ちなみに、私の手元には、まだ本がありません。
      今朝速攻でアマゾンをチェックしたら、なぜか値段の高い中古品のみ。
      一日も早く読みたくて、dog actuallyの抽選(1名の方にプレセント)に
      思わず応募しました。が、先ほど再度チェックしたらアマゾンで
      購入できるようになってる~!!
      当選する確率は低いだろうけれど、応募してしまったからには
      少し待つしかないかぁ・・(涙)。

      アマゾンをリンクしておきますね。

      ドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイドドッグ・トレーナーに必要な「深読み・先読み」テクニック: 犬の行動シミュレーション・ガイド
      ヴィベケ・S. リーセ 藤田 りか子

      誠文堂新光社 2011-08-19
      売り上げランキング : 230

      Amazonで詳しく見る
      by G-Tools



      いや~よくぞリリースしてくれました、ヴィベケさん、藤田さん!!
      深く感謝。


      余談ですが、先に触れた「馬と踊ろう」の著者、
      クラウス・フェルディナンド・ヘンプフリンク氏もボディランゲージの
      重要性を説き、「学ぶべきは人」というスタンスです。

      馬のボディランゲージをヒトが用いることで馬は人間の
      世界で「理解されている」と感じる。
      問題があるのは馬ではなく、むしろ人間のほう。
      精神を集中して意識的にボディランゲージを用いること、
      さらにサインのしぐさから無駄を省き簡素化することの重要性を
      強調しています。

      「馬とのかかわりで最も重視するのは、馬と一緒に過ごす時間
       そのもの。
       馬の言葉に耳を澄まし、馬の性質をきちんと把握する、
       馬から学ぶ時間である。
       馬に何かを教えてやろうなんて、ひどく傲慢な考えだ。」



      犬とのコミュニケーションにおいても、おおいに当てはまるような
      気がしませんか?


      ヴィベケさんの本、本当に楽しみです!!

      後日、読書感想をアップしますね!!






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      オススメの一冊!「やさしくわかる犬の股関節形成不全症ケア」
      2011 / 02 / 09 ( Wed )
      先日、参加した講習会の会場でふと手にとった本がこちら。

      _HD.jpg
      「やさしくわかる犬の股関節形成不全症ケア」
      発行:ファームプレス(2010年2月)
      定価:1,050円
      原題:Veterinary Advice on Hip Dysplasia in Dogs(2004年発行)


      ポケットサイズながら、股関節形成不全症(HD)について
      飼い主が把握しておきたい以下の情報がしっかり網羅されています!

      ・発生要因
      ・症状
      ・治療
      ・発生の制御方法


      著者のゲイリー・クレイトン・ジョーンズ氏は、整形外科専門の獣医師で、
      現在イギリス獣医師会において股関節形成不全症対策の主任検査員として
      活躍されている方だとか。
      (ちなみに翻訳された森淳和獣医師は、日本で犬の遺伝性疾患を減らす
       取組として股関節の評価・データベース登録を進める
       日本動物遺伝病ネットワーク(JAHD)理事長。)


      写真やわかりやすい解剖図も随所に盛り込まれているので、飼い主
      さんにもイメージしやすい作りになっている点がグッド!


      多くの犬種に発生がみられ、犬の機動性や生活の質を低下させる
      原因となりうる股関節形成不全症。

      純血種の子犬(大型犬などの好発犬種は特に)を新たに迎えいれることを
      検討されている方、すでにHDを患っている愛犬の飼い主さんや、
      愛犬にHDを疑うような症状がみられる場合は、ぜひお読みいただき
      たいですね。
      医学事典よりはシンプルな表現で書かれていて読みやすいですし、
      有益な情報がたくさん詰まっています。

      出典のはっきりしないネット情報を何時間も検索するより、
      この1冊を読んだ方がずっと早いし得るところが多いと思います。
      この内容でこのお値段は絶対買い!

      ネットでも購入できるようですので、ご興味のある方はタイトル名で
      検索してみてくださいね。
      現時点では、国内のアマゾンでは取扱がないようです。
      (Amazon.ukではあるのに・・・。)


      アドバイスの一部をちょこっとご紹介します。

      まずは運動制限について。

      【若犬齢の場合】

      ・最もよい運動方法はリードをつけてゆっくり歩かせること。
       
       →リードをつけてゆっくり歩くことで、犬には各々の肢を一つずつ
        使うための力が働く。
        リードフリーにした場合は、うさぎが跳ねるような「バニーホップ」
        をするようになり、後肢の筋肉にとって有益ではない。

       ※ひどい跛行(ビッコ)がみられる犬の場合は、4~5分「ゆったり
        リード歩行」を日に何回か分けて行うことからスタートし
        症状が改善するにつれ、おおまかな目安として一回の歩行時間を
        1週間単位で約5分ずつ増やす。
       (歩行の長さによってビッコの程度が増す場合は、歩行を短くすべき)

        →多くの場合、歩行させる「回数」の方が「長さ」よりも重要で、
         これは休息をとった後で起き上がる際にこわばりが生じることが
         多いため

        (ちなみに、この「休息後のこわばり」は、規則的な短い時間の
         運動を一日を通じて行うことで、軽減することができるそうです)


      【高齢犬の場合】

      ・若年齢犬同様、長時間の休憩後の長時間の運動は避け、
       短時間で回数の多い運動が関節の機能にとっては良い。

       →平坦な地面で運動させるようにし、石の多い海岸や、
        深いぬかるみの中、倒れた木々を越えさせるような場所では
        運動しないようにする。

      ・運動量は毎日一定量で維持すべきで、週によって短かったり、
       週末だけ長くなったりしないようにすべし。
      (水を喜ぶ犬の場合は特に、ハイドロセラピーのような非負重運動も
       有効)


      非ステロイド系薬物などの薬物投与量、投与時刻についても、
      専門医としての豊富な経験を背景にした興味深いアドバイスあり。


      最後に、私が一番「そのとおりだなぁ!」と思ったのが、
      股関節形成不全症防止策「繁殖計画」の基礎となるX線による
      スクリーニング検査の必要性を説く箇所。

      著者は言います。

      「スクリーニング検査の実施が頻繁に行われるようになるために
       必要な条件は、犬を飼おうとする人々が、スクリーニング検査を
       受けた親犬から産まれた子犬を積極的に求めようとすること。
       この場合、ブリーダーに対して割増料金を払ってでも障害の少ない
       子犬を求めようとしなければならない」


      そしてスクリーニング検査は、繁殖に使用しない犬を含め、血縁関係の
      ある犬をなるべく多く比較することが大切だと。
      犬の繁殖においては、雌より雄の方が影響が大きい(雄犬は1頭以上の
      雌犬と交配される可能性があるため)という箇所にもなるほどと
      考えさせられました。


      血縁関係のある犬をできるだけ広範囲で調べる必要性については、
      日本動物遺伝病ネットワーク(JAHD)の以下のサイトで、
      図入りで背景がわかりやすく説明されています。

      遺伝性疾患を減らすために重要なこと


      JAHDのサイト上で、飼い主の同意が得られた検査犬の股関節の
      評価結果・血統書名などを含む犬情報が公開されています。
      現在、公開件数はまだまだ少ないものの(恐らく検査件数自体が
      欧米と比べても圧倒的に少ないことでしょう)多くの飼い主さんの
      協力により公開頭数が増えていくことで、これらの情報を使っていずれは
      疾患のない、または発症リスクの低い血統を選んで交配していくことも
      可能になります。
      痛みの中で不自由な生活を余技なくされる犬を減らすために、
      私達飼い主ができることは決して小さくないのですね。


      最後に、dog actuallyの興味深いコラムをリンクしますので
      ご参考までにこちらもご覧くださいね。

      犬の股関節形成不全根絶への各国の取り組み(1)

      犬の股関節形成不全根絶への各国の取り組み(2)



      笑顔で暮らせる犬と人が増えますように!
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      [photo by  {Kate C.}]


      (余談)
      この本の発行元(ファームプレイス)のサイトでも購入できる
      ようです。

      以下はファームプレイス社の紹介文より。

      「股関節形成不全症の重要な知識を手の平サイズに凝縮!!
       インフォームド・コンセントのアンチョコに!
       待合室用に!
       オーナーさんの知識吸収に!
       犬に携わるすべての方に贈ります。」



      ア、アンチョコって・・・・。


      21 : 30 : 01 | おすすめ書籍・DVD | page top
      さよならをいえるまで
      2010 / 11 / 30 ( Tue )
      愛する犬を突然亡くし、


      悲嘆にくれている人が身近にいたら


      そっと寄り添い、ひたすら耳をすまそう。
      愛犬が、いつも私にしてくれたように。


      もし、その機会がなかったら、


      かわりにこの絵本を贈りたい。


      大切な人の心が少しでも慰められることを願って。


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      原題:HARRY & HOPPER
      2010年度ケイト・グリーナウェイ賞(※)受賞
      ※イギリス国内で出版された絵本のうち、特に優れた作品の画家に対して
       贈られる賞(だそーです)



      ハリー少年と愛犬ジャンピーは、何をするのもいつも一緒。
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      夜、寝るときも。
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      二人は、いつだって一番の親友。
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      ある日、学校から戻ったハリーは、お父さんから、
      もうジャンピーには会えないと告げられます。

      朝まで元気だったジャンピーの突然の死をどうしても
      受け入れられないハリー。

      そんなある晩、窓の外に会いたくてたまらなかったジャンピーの姿が!


      -------------------------------------------------------------------


      とてもタイムリーな出会いでした。
      私も愛犬にまだ「さようなら」を言えずにいたから。


      必要な時間はひとそれぞれ。
      自然に「ありがとう、さようなら」の気持ちになる日まで、
      無理せず、時間に身をまかせればいいと私は思います。
      その日は、いつか必ず来るのだから。


      LINK
      (クリックでアマゾンに飛びます)
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      ぼくの犬キング
      2010 / 09 / 18 ( Sat )
      実は今、チーム・ウィル内でちょっとしたボランティア
      プロジェクトを企画中でして、その関連で中島さんが
      図書館で数冊児童書を借りてきてくれました。

      今日、ご紹介するのはその中の1冊

      「ぼくの犬キング(原題:Growing Time「成長のとき」)」

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      「死ぬってどういうことなの?」

      もし子供にそう尋ねられたら、私はきっと答えに詰まって
      しまうだろうな・・・。

      この本は、愛する老犬キングを亡くし、やり場のない寂しさ、
      憤り、深い悲しみに直面した少年ジェミーが、周囲の大人たちの
      あたたかい思いやりと言葉によって、立ち直っていく姿を
      描いたものです。

      40年以上も前に、出版された児童書らしいのですが、
      愛するものとの別れ、命の行方について、子供にも
      わかりやすいように説かれています。

      私が最も感銘を受けたのは、「死」をタブー視せず、
      正面から受け止めようとする姿勢。
      もし幼少期に、この本を手にしていたら・・・と
      ふと思わずにはいられませんでした。

      ジョンおじさんが、ジェミー少年にこう語ります。

      「いきものは、しょくぶつだろうが、どうぶつだろうが、
       みんな、じめんの中にかえっていくのさ。
      (中略)しぬってことは、いってみりゃ、うちにかえる
       ようなものなのさ。
       いきものがうまれでた、じめんの中にな。」


      「キングにかえってきてほしいんだよ。」と
      つぶやくジェミーに、おばあちゃんはやさしくこう
      言います。


      「おぼえておいで、ジェミー。
       おまえがだいじにおもっているものは、
       けっしてしんだりなんかしないってことをね。
       そういうものは、いつまでも、おまえのこころの中に
       いきているのさ。
       けっしてなくならない、たからものなんだよ。」


       あなたの心のあるところに、あなたの宝もあるのだ。


       深遠なメッセージだなぁ・・・・。


       年齢を問わず、愛するものとの死別を経験し、
       悲しみのただ中にいる方に そっと贈りたい1冊です。

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      [ photo by Say It Aint SO! ]

      (ちなみに、キングはセーブルのコリー犬。)




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      『なごみちゃん 犬を飼う』
      2010 / 03 / 30 ( Tue )
      昨日はオフの日。

      夕方の散歩途中に、ベリーと私は全身雪まみれになりました!
      まさか、この時期に雪が降るとは驚きです。
      桜吹雪のように、ハラハラ空から舞う牡丹雪が、
      黒いベリーの背中に、どんどん積もります。

      ♪ゆ~きの降る街を~♪

      と口ずさみたくなる昭和生まれのワタクシでありました。

      さて、今日は全国消費生活相談員協会がペットを飼うに際し
      必要な情報をまとめた小冊子「なごみちゃん 犬を飼う
      ~犬との出会いから別れまで~」のご紹介です。
      新聞各紙にも取り上げられましたので、既にご存じの方も
      多いかもしれません。

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      A4判 本文85ページ。
      1冊600円(税込)※送料一冊80円


      ペットに起因するトラブルが増加している状況を踏まえ、
      飼育条件や選択方法、犬の登録、健康管理やしつけ、飼い主の
      マナー、死亡時の対応など、飼い主の教育用ブックレットとして
      編集されたものだそうです。
      また、同協会に寄せられた相談事例や関連法律なども掲載。
      目次をみますと、迷子や防災対策についても触れられている
      ようですね。

      目次
      1・なごみちゃん 犬を飼いたい
      2・費用はどれくらいかかるの
      3・犬とどこで出会えるの
      4・イチロー君 運命の出会い
      5・ジョンを健康に育てよう
      6・なごみちゃん 叱られる
      7・ルールを守ろう
      8・子犬がほしいな
      9・犬が人にケガをさせちゃった
      10・旅行に行くの
      11・迷子にしないで
      12・獣医さんとなかよしになろう
      13・ポチのお葬式
      14・災害に備えよう

      初めて犬を飼うことになったなごみちゃんを主人公に、飼育に
      まつわる様々な問題を学んでいくというプロットだそうです。

      周囲にこれから動物を飼いたいとお考えの方へのプレゼント
      には読みやすい冊子タイプはちょうどよいかもしれませんね。


      購入方法は、葉書かファクスでの申し込みとなるそうです。
      詳しくはコチラ
       
      お近くの図書館に行けば、当冊子が読めると思いますので
      ご興味のある方は、まず、図書館で内容をチェックしてみるのも
      よいかもしれませんね!私も早速チェックしてみようっと。

      こういう啓蒙冊子は、どれだけ広い対象に配布できるか、
      浸透度が大事だと思います。
      動物病院やペットショップなど、各種ペット関連施設で置いて
      もらえるとよいですね^^

      (おまけ)

      FunPhotoBox でちょっと遊んでみました♪

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      FunPhotoBox_290453vjlzdy_convert_20100329200159.jpg

      犬のモチーフ、可愛いなぁ。

      (お知らせ)

      本日3/30 午後1時からNHK衛生第2で
      映画「狩人と犬、最後の旅」が放送されるそうです!
      ご興味のある方はぜひこの機会にご覧になってみて
      くださいね。
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