大学病院へ
      2014 / 08 / 22 ( Fri )
      お昼寝タイムちうのフィンベニ写真。

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      平和だ・・・・。





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      ところで、モフ男君よ。


      朝3時に起こしに来るのだけは、

      本当にやめてください・・・。





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      みなさんは、大学病院で愛犬を検査いただいたこと、ありますか?

      私は昔、一度だけあります。

      ベリーのカラードップラー(心臓超音波検査)をお願いしました。

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      Maverick




      医療センターの待合室は、明るく開放的でちょっとしたホテルのロビーのよう。

      が、名前を呼ばれて診察室に入った瞬間、ここが教育機関で
      あることを痛感しました。

      教授を囲むように、ずらり居並ぶ若き研修医たち。


      この場にいる面々は、私の犬の名前など知らず、
      また知ろうともしていない。
      ここでは、愛犬は「一症例」に過ぎないのだ・・・そう感じました。

      検査のため、ベリーのリードを研修医の一人に手渡す時に
      感じた、いいようのない不安感と違和感は今でも忘れられません。

      これが、大学病院なんだな・・・・。


      この一度きりの体験が、「大学病院」に対する私の苦手意識を
      根強くしてしまったものと思われます。







      一昨日、お客様の付き添いで、久しぶりに大学病院に出向きました。
      文京区にある、東大の動物医療センターです。

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      医療センターの2階バルコニーから望む。
      (パルコ二―スペースは、動物たちのトイレとして開放されています。
       オシッコ後は、ホースでお水を流せるようになっていました。
       待合室でどうしても吠えてしまう子などにもよいですね。)



      ホテル(富ヶ谷)から、タクシーで約35分。

      タクシーがなかなかつかまらず、予約時間ギリギリの9時半に
      病院に到着し、受付を済ませて診察室に呼ばれるまでの間、
      待合室でドキドキしながら待ちます。
      (この日、王子君の問診を担当くださる先生の患者さんが多く、
      1時間半近く待ちました。)



      待合室には、一目でシニアと分かる犬猫を連れたご家族の姿が多く
      お見受けされました。
      若く元気そうに見える子もいましたが、ここは紹介状必須の東大。
      恐らく王子と同様、手ごわい症状と向き合っているのかもしれません。
      (お互い、症状改善への糸口がつかめるといいね・・・・。)
      心でエールを送りながら、名前を呼ばれるのを待ちました。

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      [photo by _tar0_]



      内科の診察室は3つほどあったでしょうか。
      中は広々としたスペース。
      小さいガラス窓から、奥の処置室がちらり垣間見えます。
      (採血を含め、処置はすべて処置室で行われるようです)


      各診察室には診察台が2台あり、2家族が同じ部屋で
      診察を受けることも。(これは初の体験でした)



      今回は、ストレスによる発作や持病の悪化が懸念される子だったことも
      あり、患犬へのあたりが柔らかく、画像診断技術に大変優れた先生を
      アポイント&研修医の方々の立会は極力控えていただく方向で
      ご調整いただくことができました。
      それもこれも、ご紹介くださった先生のご尽力によるものです。
      本当にありがたいことでした。

      そのお蔭で、普段は病院に着くやブルブル震えがとまらない
      王子君が、結局一度も震えませんでした。
      ストレスを最小限に抑えるべく、動いてくださった先生がたに
      感謝の気持ちでいっぱいです。



      「検査を次から次へと勧められるのではないか?」

      「患犬のストレスに配慮いただける余裕はないのでは?」

      「研修医の演習台にされるのでは?」



      などなど、大学病院の対応に対し、やや疑心暗鬼になっていた私たちですが、
      帰りのタクシーの中では、「来てよかった!」の一言でした。


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      [photo by Forsaken Fotos]


      頻繁に再発する炎症を抑えるひとつの策として、
      今回ご家族は、低用量のステロイドの試験的服用を決断されました。


      とても大きな一歩だと感じます。

      的確にポイントをついた、わかりやすい説明で
      ご家族も現状把握がしっかりできたこと。
      患者とその家族の心情に理解を示してくださった、
      先生がたへの信頼感が、決断を後押ししたと私は捉えています。


      エコー検査に入る前、先生が王子君の名前について触れられました。
      みんなでちょっとした話題になっていたんですよ、と。



      この何気ない一言で、ご家族の緊張したお気持ちがどれほどほぐれたか、
      私には、よくわかりました。

      愛犬に関心を持っていただけた。
      それが、どんなささいなことであっても、不安の中に身を置く
      家族にとっては、大きな意味を持ちます。


      今回、王子君とご家族は、よき先生がたとのご縁に恵まれました。
      かつての私のように、なんともやりきれない気持ちの中ではなく、
      笑顔で帰宅することができました。
      本当によかった・・・・!



      王子君もご家族も、本当によくがんばりました。

      治療が一歩前進しますように!

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      [photo by Luke Ma]



      余談ですが、東大には、非常に高性能のCT検査機器も
      備わっているとか。
      ケージに入った状態で、わずか数十秒でスキャン終了。

      ケージの中でじっとしていられる子であれば、
      CTについては、無麻酔で検査可能だそうです!(※MRIは要麻酔)

      また、麻酔にしても、現在の技術は格段に進歩しており、
      麻酔事故を恐れて必要な検査を見送るリスクの方が大きいと
      いえるかもしれない、とのお話も伺いました。
      (※特に検査を勧められたわけではありません)


      無麻酔でレントゲン撮影より短時間&より精密な検査結果が得られるなら、
      CTを選択する飼い主さんもこれから増えるかもしれませんね。

        

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      そうそう、話は変わりますが・・・・。

      東大で意外に感じたのが、小型動物の体重測定について。
      体重計の上に金属製の大きめトレイが置かれてあり、その中に
      動物を入れて測るというアナログ式。
      (体重測定機能が標準装備された診察台に慣れた身には
       少々驚きでした。さすがに外科では違うのかな?)


      いや、アナログ式でもかまいませんが、トレイがツルツル滑りやすく、
      骨関節や、背腰に問題を抱えている子にはちょっとひやひやもの
      (大型犬には別に体重測定機が用意されているようですが。)

      体重計は予想外でしたが、レントゲンやエコーは私がこれまで
      目にした中で、一番画像が鮮明で素人目にも感動しました!
      (高性能の機器を導入されているとのこと。)


      腹部エコーは、クッションの上に患犬を横たえた姿勢で検査。
      (剃毛はなし)
      どうしても仰向けの姿勢でなければ見えない箇所だけ仰向けに。
      変形性脊椎症を抱える子だけに、ご配慮が助かりました。

      映し出されるエコー画面に、「LIVER(肝臓)」「STOMACH(胃)」「KIDNEY(腎臓)」
      ・・・とフォーカスした臓器の画像に名前を打ち込んでくださるので、
      見ている側は、とてもわかりやすかったです。


      以上、すっかり東大訪問レポートめいてしまいましたが、
      最後に補足。

      特に初診時に多いのではと思われますが・・・。

      検査や処置のため、愛犬をお預けした後に、大事なことを
      お伝えするのを忘れていたことに気づいた時は、
      ためらわず伝言をお願いすべし。

      今回、うっかり王子君が変形性脊椎症も患っており、
      保定の際注意が必要であることをお伝えし忘れておりました

      でも担当医の姿は見えません。

      通りがかった別の内科の先生にお声掛けさせていただき、
      担当医に伝言をお伝えいただけホッとしました。


      あらかじめ、伝達事項や質問したい内容をメモ書きしておけば
      よかったな、と後で思った次第です。
      やっぱり、初診時は不安と緊張の中での「うっかり」が
      けっこうあると思うのですよ。
      だってだって人間だものー。


      以上、体験談まで・・・・。


      今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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