分離不安症状が強い子のお預かりにつきまして
      2014 / 07 / 13 ( Sun )
      ゴーちゃんのごはんの容器を冷蔵庫から出すと・・・

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      そしてこうw。
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      今日も可愛いミニミニコンビであります





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      先日、お試しデイケアに来てくれたイタグレちゃん。

      ご家族に大切にされていることが一目瞭然のキュートな子です♪

      これまで、一度もホテルにお泊りしたことがないとのことで、
      ケージ暮らしはNG。
      当ホテルのサイトをご覧になったご家族から、お電話いただいた次第です。


      その日は、2時間程度のお試しデイケア。

      ご家族から「遠吠えするかもしれません。」とは伺っていたものの・・・・・


      こちらの想定以上に激しいパニック症状・・・。


      こちらの胸が締め付けられるほどの悲鳴、悲鳴、悲鳴・・・・。

      カッと目を見開き、玄関ドアにジャーンプ!を繰り返し、
      鳴きながら玄関と部屋をいったりきたり。

      名前を呼びかけ、抱っこしたり、背中をさすったり、
      お散歩に連れ出してみたりするも、治まりません(泣)。

      ふと、他のお預かりの様子が明らかにおかしいことに気づきました。

      ブルブル震え、不安そうな表情。


      (や・・・やってしまった・・・・)


      見知らぬ犬の、長引く悲鳴とパニックめいた行動に、
      (何か危険が迫っているのか!?)と、強い不安と恐怖にかられて
      身がすくんでしまったのだと悟りました。

      このような事態も想定されるため、ホテル見学やはじめてのお預かり時は、
      極力他にお預かり犬のいない時を選んでお受けする方針としてきました。



      が・・・・



      この日は諸々の状況から、(2時間程度ならどうにかいけそう)と
      踏んでお受けしてしまいました。

      完全に、私の判断ミスです。


      幸い、イタグレちゃんもお迎えにみえる頃には、ほんの少し落ち着きを
      見せ、断末魔のような叫び声は少なくなりました。

      ブルブルしていた子も、どうにか落ち着き寝はじめホッ。

      その子はストレス大敵な持病を抱えたシニア犬。
      一歩間違えれば、病院行きの事態になったとしても
      おかしくありませんでした。


      もう反省、反省、大反省です・・・・・。





      2時間後、期待の面差しでお迎えにみえたご家族に、
      お伝えしました。
      不安症状が非常に強いため、お泊りについては慎重に
      判断された方がよいと思われます、と。


      (室内フリーのココなら、ひょっとしたら大丈夫かな?)と
      期待を抱いてお預けいただきましたのに、
      本当にしのびない気持ちでいっぱいでした。


      今回のように、パニック症状が長く続いてしまうと、
      他のお預かり犬への影響が心配されます。

      怯えてしまう子、狩猟本能のスイッチがオンされてしまう子
      一緒に吠えて騒いでしまう子 etc.


      パニックを収めるために、その子にかかりきりとなり、
      他の子のお世話に手が回らなくなることも想定されます。

      (やはり、うちでのお預かりは無理だ・・・。)

      とても残念ですが、そう判断しました。


      あらかじめ当サイトに詳細なお預かり条件を記載してさえいれば、
      わざわざイタグレちゃんに不要なトレスをかけることもなく、
      ご家族に無用なお手間、出費をおかけせずに済んだのに・・・と
      心苦しく思いました。

      この一件を踏まえ、昨日「ご利用ガイド」を取り急ぎまとめた次第です。

      お手数ですが、当ホテルのご利用を検討いただく際、
      まずはじめにご一読いただけますようお願い申し上げます。




      (余談)

       これまで一度もホテルはおろか、他人の手に預けられた経験のない
       恵まれたワンちゃんのお泊りのご相談をいただくケースが最近増えています。

       程度の差はあれ、その子たちの多くに分離不安症状が見られたとしても
       It's no wonder.
       ごく当然の成り行きだと思います。


       私自身もかつて、ビビりで非常に繊細、おまけにお腹がめっぽう弱い
       初代コリーを他人に預けることなど、考えもつきませんでした。

       でも、ある時入院を余儀なくされ、心配しつつ託しました。
       1週間の入院予定でしたが、3日目に病院から「迎えにきてください。
       ストレスが大きすぎて、入院が逆効果のようです・・・。」とお電話が。

       その時づくづく思いました。

       他の人に一切預けることなく生涯を終えさせてあげることが難しいなら、
       もっと早い時期から少しずつ、家族と離れて暮らす状況・環境に
       馴らしてあげるべきだった、と。


       ですから、もしお近くに知人宅や好感のもてるホテルがありましたら、
       定期的に、トレーニングがてら短時間お預けになってみることを
       おすすめしたいです。

       それでもパニック症状が改善しない子をどうしても預けなければ
       いけない場合は、ホテルではなく、自宅に来て泊まり込みで
       お世話をしてくださるシッターさんへの依頼を検討されては
       いかがでしょうか。



       最後に。

       昔、可愛がってくれるオーナーの姿が視界から消えると、
       パドックの柵を飛び越えて、後を追ってしまう分離不安のお馬さんの話を
       伺ったことがあります。

       当時の私は、「確かに困った行為だけれど、オーナー冥利に尽きますね。」と
       呑気に笑っていた気がします。

       でも今の私だったら、その馬を可哀相に思ったことでしょう。




      今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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