dog actually主催「それぞれの動物愛護のカタチ」イベント参加レポート(2)
      2009 / 12 / 30 ( Wed )
      今年も残すところあと2日!暮れも暮れにきて、アップし忘れ
      ていた記事があるのを思い出しました・・・(どひゃぁ)

      10月に参加したdog actuallyのイベントレポートその2。
      2ヶ月以上経ってのアップなんて、間が抜けすぎですが、
      え~いこの際アップしちゃいます。
      その後のアップをまだかまだかとお待ちくださって
      いた方がもしいらしたら、本当にすみませんでしたm(_ _)m

      10月4日、お台場の東京カルチャーカルチャーで
      開催された、dog actually主催「それぞれの動物愛護のカタチ」に
      ついてのレポート第二弾です。
      (第一弾につきましては、こちらをご参照ください)

      ※dog actually 主催者によるイベントレポートが掲載され
       ていますので、ぜひこちらもご覧ください。
      (大変わかりやすく、簡潔にまとめられています!さすが!)


      先のマルコ・ブルーノさん(動物愛護支援の会)と映画監督の
      飯田基晴さんに続いて登場されたのは、『AERA』記者の
      太田匡彦さんと、前衆議院議員の藤野真紀子さん。
      議員時代より、動物愛護の問題に積極的に取り組まれている藤野
      さんが最初にお話してくださいました。
      マイクを握る藤野さんから「なんとかしなくては!」という
      強い危機感と熱い想いをひしひしと感じました。

      現在の日本において、何かを変えたい場合は「政治家を動かして
      国会の可決に持ち込むことが最も早い方法」とのくだりは
      議員を経験された方ならではの実感が込められていました。
      私たち国民一人一人が声を上げ続けることで、議員はとても動き
      やすくなる、と。
      藤野さんが考える日本における動物保護の解決策は以下のとおりです。


      1.まずなにより「数の力」!国民一人一人が声を上げること。
        皆さんの声を!

        法律ありき。署名が集まることで、国会議員や役所は
        動きやすい。
        社会的に影響力のある著名人(スポーツ選手やタレント、
        マスコミ関係者など)に発信してもらうこともとても有効。


      2.教育

       動物愛護の問題は、「人の問題」であることをしっかり認識する。
       また、野生動物ではない犬は、子供同様、教育することが大切。
       しつけは犬が人間社会でのびのび生きていくためにも必要。


      3.政治家とのパイプ

       議員の「数」と「声」で役所が動く。
       問題意識をしっかり持った議員と連携し、次の法改正に
       持ち込みたい。

      (改正案の一例)

      ・ペットビジネス業を登録制にし、施設に動物を何度も持ち込んだ
       業者は営業停止にする

      ・施設で殺処分を行う際、苦痛を伴う炭酸ガス(二酸化炭素)に
       よる酸欠死ではなく、山口県下関市の動物愛護管理センターで
       導入されたガス麻酔を使った「安楽死」等に切り替える

      ・オークションで販売される子犬にも予防接種を義務づける 

                               などなど

      4.罰金制
       
       罰金を取り締まる法律を作ること。
       それには、「虐待」の具体的な定義づけが必要だが、
       役所は及び腰。
       口のきけない動物の虐待事件においては「100の情報より
       1つの物的証拠」
       虐待の現場を押さえたら即通報すべし!
       センターに、動物を何度も持ち込んだ業者に罰金を科すなど
       ペナルティーで抑止を図ることも一つの方法


      また、財源確保の問題にも触れられていました。
      想いが先立ちがちな問題だが、財源確保は非常に大切。
      環境省は、犬・猫の問題では予算が取りにくい現実あり。
      議員の数と声で役所(霞ヶ関)を動かし、予算付けで
      アクションに移すための財源を確保する。
      ただし、せっかく確保した予算を地方自治体に分配しても、
      分配された予算の使用判断は、各地方にあるため、地方の意識が
      低い場合は、使用されない場合もあるそう。

      これらのことからも、私たちが市長や知事を選ぶ際、動物の命に
      対してどのような考えを持っている人なのかよく考えて選ぶことも
      必要だろう、とのことでした。
      地方の認識・知識を上げるためにも、やはり私たち一人一人が
      自分たちにできる方法で声を上げていく必要があるのですね。

      藤野さんは、マスコミの力を活用しない手はない、とも
      おっしゃっていました。
      (マスコミ関係者の方にぜひ議員生活を経験してもらいたい、
      との発言も)

      余談ですが、藤野さんご自身、高齢となった愛犬の介護をなさって
      いるそうです。
      「生き物とのつきあいは、『覚悟』がいる。それは子供を持つこと
       や結婚を決意する時と同じ。」と。

      覚悟も必要な知識も持ち合わせず安易に動物を飼う、
      流行犬種や可愛い子犬しか飼わない、しつけもせず成長したら
      捨てる、高齢になりガンになったから捨てる...
      といった親や祖父母の行為を目の当たりにした子供たちは一体
      どうなるのか?子供達への計り知れない影響を心配されて
      いました。

      年老いたもの、幼きもの、か弱きものに対する自然に溢れる
      思いやりと愛情。
      これらを次世代に伝え続けていくことができてこそ、成熟した社会
      といえるのでしょう。


      次に太田さんのお話が続きます。

      太田さんは、過去3回『AERA』で特集されたペットビジネスに関する
      記事を踏まえ、取材で得た資料や写真などをスライドで紹介しながら
      ペットビジネス問題について語ってくださいました。

      犬を施設に持ち込む際に記入する「引き取り申請書」の写しを
      見せてくださり、同一犬種、多頭数、同じ月齢、同じ筆跡など
      から、あきらかに業者と思われる人の持ち込みが多いこと、
      また、飼い主が施設に持ち込む理由の多くが
      「仕事もなく収入がない」「老犬のため尿を垂れ流し」
      「先住動物と相性が悪い」であることが明らかにされました。
      会場に集まる誰もがやるせない気持ちになったことでしょう。

      太田さんは、お弁当を一例に出してこうもおっしゃいました。

      「誰が作った、どういう商品かもわからないお弁当を買う人は
       いないのに、こと犬・猫に関しては安易に購入してしまう
       ことが不思議でならない。」

      飼い主に、結果的に衝動買いを促しているペットショップの
      責任も大きい、としながらも太田さんは日本においては、
      ブリーダーと飼い主の「橋渡し」として機能するのであれば
      ペットショップの存在意義はあろう、と述べられていました。
      (私個人としましても、犬種選び、世話の仕方やしつけ、
      手入れやひいては介護の仕方などなど、飼い主さんに必要な
      情報と知識を提供する「ホームコンサルタント」的存在と
      なるペットショップが増えてくれることを願ってやみません。)

      また、同時に飼い主側がペットショップを「審査」していく
      ことが大切だ、ともおっしゃっていました。
      私たち飼い主がペットショップを選定していくのだ、
      という心構えはとても重要だと思います。
      24時間営業のペットショップやネットショップなどが
      存在する、ということはつまりは「支持を集めている」
      ということ。
      私たち自身が、しっかりした知識・情報に基づいた選択眼を
      持ち合わせる必要がありますよね。

      太田さんのように、日本におけるペットビジネスのあり方を
      変えることが必要なのでは?という問題意識を持ち、
      取材を続けるジャーナリストの方がおられること、そして
      このような問題を取り上げてくれる『AERA』のようなメディアの
      存在に大変心強く思います。

      『AERA』でもペットビジネスに関する記事の反響はとても多いそう
      で、今後特集も予定されているそうです。
      (まさしく、藤野さんのおっしゃる「マスコミの力」と
      「数と声」ですね。)
      太田さんのペットビジネスについての記事をお読みになりたい方は、
      バックナンバーも購入可能、とのことでした。

      議員として動物愛護問題に関わっておられた方のお話を直接
      お伺いしたのははじめてでしたが、

      「これからも影響力のある人を巻き込んで活動をしていく。
       自分が議員とのパイプになるからぜひ声を上げてほしい!」

      と力強く語る藤野さんから、パワーをいただいた気がいたします。
      藤野さん、太田さんお二方のお話を伺い、改めて自分なりに問題
      意識を持ち、自分ができることを続けていくことがいかに大切な
      ことなのか、教えていただいた気がいたします。

      以上、いつもながらまとまりのない文章となってしまいましたが
      最後までお読みいただきありがとうございました!
      アンカーを務められた新木さんのお話はその3として
      また改めてご紹介したいと思います(^^)
      17 : 00 : 47 | セミナーレポート | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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