ジャコメッティ、地震そして花の木屋
      2014 / 05 / 06 ( Tue )
      野いちご。
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      嬉々として、野いちご摘みに興じた朝。






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      洗ってから、美味しくいただこうね。






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      駒場博物館(東大駒場キャンパス内)では、
      「アルベルト・ジャコメッティとパリの版画展」が開催中です。
      (入場無料)






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      5月13日にお仕事が入っていなければ行きたかった・・・・。




      余談ですが、ジャコメッティで思い出されるのが、
      クロード・ルルーシュ監督の映画『男と女』の中でのワンシーン。

      海辺を犬と散歩するコート姿の老人を見て、ふとジャコメッティを
      思い出した主人公の男がこう言います。


      男「ジャコメッティの彫刻を知っている?」

      女「ええ、素敵だわ。」

      男「たしか彼はこんなことを言った。
        ”火事になったら、レンブラントの絵よりも、私は猫を救う”と」

      女「”そして、放してやる”ね。」

      男「そう、”芸術より人生を”さ。」



      これが果たして本当にジャコメッティの言葉かどうかはわかりません。
      が、彼は自身の著書の中で、以下の言葉を残しています。



      「美しい絵画や美しい彫刻を実現するために私は作ったりしない。
       芸術は見るための手段にすぎない。
       どんなものを眺めても、一切が私を乗り越え、驚かせるので、
       自分が何を見ているかということが私には正確にわからない。
       あまりに複雑なのだ。
       だから、見えるものを少しでも理解しようと思えば、
       何も考えずに模写を試みなければならない。」

         ジャコメッティ著「私の現実」より(みすず書房 翻訳:矢内原 伊作 他)


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      「現実は、作品以上に眩く、驚きに満ち、美しい」

      つまりは、そういうことかな?と勝手に解釈しています。







      おっと脱線してしまいましたが、昨日の早朝、東京は揺れましたね。

      お客様の中には、体重12キロの愛犬2頭を両脇にかかえ、
      階段を駆け下りた、というママさんも。


      私はその時、東大構内をお散歩中でしたが、
      ゴォォオオという地鳴り(?)と地面の揺れの大きさに
      一瞬、(すわ、首都直下か!?)と身を固くしました。


      揺れが収まってすぐ、脳裏に浮かんだのは、あるお客様の顔。

      ここ最近持病の悪化で病院通いが続いていました。

      そこに加えてこの数日の天候不良に大きめ地震、と
      ストレッサーになりかねない不安材料が重なり
      体調に影響が出ないかな?と心配になりました。


      案の定、その1時間後にママさんから、ご予約キャンセルのご連絡が・・・。

      前夜から、どことなくいつもより落ち着かない様子で、
      地震後は食欲もなく、明らかに様子がおかしい、と。


      この子のように、ご家族が毎日毎日細心の注意を払ってケアを
      徹底されていても、一体何を拾ってしまうのか、
      定期的に体調を崩す子がいます。

      その「何か」を特定することはまずもって難しいのですが、
      これまでのケースを振り返ると、

      「大きな地震」「気圧の急激な変化」「寒暖差」

      この3つがストレッサーとなり、持病の慢性疾患を悪化させ、
      それに伴い胃腸障害が症状として現れる。
      そんな印象を強くしています。

      もともと体質が非常にデリケートな子ではありましたが、
      ここにきて、ストレスに一層敏感に反応する体になってきています。

      ご家族は、これほど気を付けていてなぜ???と天を仰ぎたくなる
      お気持ちでは・・・と胸中お察しいたします。


      シニア犬の多いチームウィルのお客様の中にあって、
      体調管理の難しさは、おそらくこの子が一番ではないかと感じます。

      そしてしみじみ思います。

      このご家族だから、この子はこの年齢で、これほどのQOLを
      維持できているのだ、と。


      ご家族が日々直面されている不安、ストレスは、はかりしれないものが
      あります。
      一喜一憂する日々。その繰り返し。


      でも、ご家族は現実を受け止め、けっして多くは望まず、
      今享受できている愛犬の生活の質を保つべく
      ひたすら努力を惜しまず、病気としっかり向き合っておられます。


      そのワンちゃんは、なんて家族運に恵まれたラッキー君なのだろう!
      いつもいつもそう思います。


      早く体調が安定して、いつもの元気な彼に戻りますように

      ホテルで会えるのを、楽しみに待ってるからね。




      今日もお読みいただき、ありがとうございました
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      (おまけ)

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      芍薬は、大きな揺れを受けても、倒れずにいました。ホッ






      この芍薬さんの実家、「花の木屋」さん。
      めずらしい草木や花、和花が揃う、とてもセンスの良いお花屋さんです。
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      今月中に、お向かいの店舗に移転予定だそう。







      こちらは、花の木屋の看板犬「秋桜(コスモス)」通称コスちゃん。

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      こうして「いらっしゃーい♪」してくれます。
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      さくらちゃんとは、友達同士。
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      オヤツを待つおふたりさん。
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      さくらちゃんも、まるで看板犬のよう(笑)
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      二人とも、来月のデイケア、お待ちしていまーす。



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