胃捻転と夜間救急動物病院
      2013 / 06 / 03 ( Mon )
      おとといのくうちゃんとモフ男の朝@東大。
      くうちゃんがお迎えに来てくれました。
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      アニキ、絶好調!




      桜の実を夢中でハムハム。
      実に美味しそうに味わっています。
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      あむあむ。
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      うまー!
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      一方オラは、
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      少しおねむモード。
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      が、大好きなくうちゃんママにナデナデいただくと、即シャキーン。
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      輝ける2歳児、輝く時間。
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      一緒にゆっくり、ゆっくり歳をとるんだよ、
      祈る気持ちでシャッターをきる日々。
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      昨日代々ランで、半年ほど前に胃捻転を経験したという
      11歳のシェパード君と一緒になりました。
      (※以下のお写真は、このシェパ君とは全く関係ありません)

      大型犬と暮らす者にとって、けっして他人事ではない「胃捻転」。
      万一捻転を起こしてしまったら、1分1秒でも早く病院へ搬送し、
      手術を受けねば命はない、と私は理解しています。


      胃拡張・胃捻転症候群(GDV)を発症した犬。
      脇腹にやや膨らみが見てとれます。
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      [photo by Nottingham Vet School]



      そのレントゲン写真。
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      [photo by Nottingham Vet School]



      シェパ君のご家族によれば、その1年前の秋にも「胃拡張」を起こし、
      その時は幸い捻転には至らなかったものの、今回は捻転を起こし、
      急ぎ駆け込んだ夜間救急病院で胃腹壁固定術を受け、命が助かったのだそうです。

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      [photo by Nottingham Vet School]



      前回の胃拡張の一件から、食事や運動、生活全般に注意を払って
      おられたにも関わらず、夕方の散歩、食事を終え、休んでいた際
      突然グエッグエッと吐く仕草を繰り返したのだそうです。
      胃の周囲のふくらみは触れてわずかにわかる程度。
      が、前回の一件からほぼGDVに間違いない!と踏んだご家族は
      急ぎ近くの夜間救急病院に愛犬を搬送し、結果
      胃捻転を起こしていることが判明し、緊急オペとなったそうです。


      ある外科医は、「GDVでは、発症から2時間以内にオペを受けられるか
      否かが生死を分かつ」とおっしゃっていましたが、
      GDVの発症が、夜間から早朝にかけて多くみられることを鑑みますと、
      「2時間」はかなり厳しいタイムリミットだと私は捉えています。

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      [photo by Nottingham Vet School]



      当ブログでも過去に何度かお伝えしていますように、
      発症のメカニズム、原因が未だ解明されていないGDVにおいては、
      イザという時、最適な胃腹壁固定術を夜間であっても速やかに施術できる
      獣医師・病院を自宅から30分以内に搬送できる距離内に見つけておくことが、
      最大の対策といえるのかもしれません。


      今回、冒頭のシェパ君がお世話になった夜間救急専門病院
      (世田谷区)を教えていただきましたので、情報をシェアさせていただきます。



      【TRVA夜間救急動物医療センター】

       TEL:03-5760-1212
       診療時間:pm8:00~am6:00
       住所:世田谷区深沢8-19-12
       

       URL: http://www.trva.jp/index.html

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      [photo from 世田谷獣医師ネット 世田谷イレブン]


      こちらの医療センターは、東京城南 地域獣医療推進協会(TRVA)が運営する
      動物医療サポート施設です。

      かかりつけ病院の診察時間終了後の夜間に、愛犬、愛猫が突然変調した場合の
      「駆け込み先」として、各地域の病院による賛助協力のもと、
      開設された夜間救急病院です。

      偶然にも、今回ご紹介したシェパ君、そして我が家のかかりつけ病院も、
      共に地域獣医療推進協会(TRVA)加盟病院で、
      TRVA夜間救急動物医療センターの発起人(病院)、基金拠出病院名に名を
      連ねていました。

      シェパ君のご家族によれば、診療を行う際、執刀医がかかりつけ医に電話をし、
      病歴やアレルギーの有無、注意事項等の確認を取ってくれ、
      診療後は、かかりつけの動物病院にカルテの発行、送付を行って
      いただけたとか。
      飼い主にとっても、安心できる対応だと感じます。


      世田谷区、渋谷区他お近くの地域にお住まいの方の、
      非常時の選択肢の一つとして参考にしていただけましたら幸いです。



      余談ですが、今朝、代々ランでお会いした飼い主さんとの会話で感じたこと。

      その方の愛犬は、GDV好発犬種。
      ご家族の意向もあり、屋外で飼育されていると伺いました。

      リスクファクターの高い子(好発犬種のシニア犬、近い血縁犬または
      本犬に発症歴あり)には、夜間の変調にもすぐに家族が気付いて
      あげられる場所に愛犬の寝床を設けてあげてほしいな、と思います。

      前日までぴんぴん元気にしていた犬が、朝起きたら冷たくなっていた、と
      いう突然死のケースには、GDVを原因とするものが少なからずあるのでは?
      と私は踏んでいます。

      やむにやまれぬ事情がある場合は致し方ないとしても、
      もし検討の余地があるのでしたら、ぜひ一考いただきたいですね。


      また、GDVは犬種を問わず、どの犬も発症のリスクはありますが、
      特にGDV好発犬種とされている犬種の場合、避妊・去勢時などで
      全身麻酔をかける際、併せて胃腹壁固定術を施すことは、有効な
      予防策だといえます。

      近い血縁(祖父母、父母、兄弟犬)にGDV発症歴がある子や、
      今回のシェパ君のように、オペに至らずとも以前胃拡張または
      胃捻転になりかけた前歴のある子などは、その選択は
      大いに有効かと・・・。
      (※胃腹壁固定術を受けたとしても、GDV発症リスクをゼロにはできませんが、
        未施術の場合に比して、確実にリスクを低くすることができます。)


      よろしければ、GDVに関する過去記事も併せてご覧くださいね。


      胃拡張・胃捻転症候群(GDV)について

      だいすけ君と胃捻転

       


      本日の締めは、今朝の代々ランに結集したコリシェルず。
      (撮影くださったガルママさんのブログから無断拝借
      ガルママさん、いつもありがとうございます!)

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      一人、バッチリカメラ目線のルーキーくん。
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      ルーキーくんは3歳。
      ベリーの同胎犬ブランディがいる愛媛のラフコリー専門犬舎出身だとか。

      ブランディの娘、ピリカちゃんにどこか似ているルーク君、
      ひょっとすると、彼もブランディの子なのかな?と思ったり。
      もしそうなら、モフ男の父犬(カミュ)とルーク君の父犬(ブランディ)
      は共にベリーの同胎兄弟。
      私にとって、やっぱりそういう出会いは、嬉しいものです。


      毛ぶきのとっても良いモフモフゴージャスなルークくんと比べると、
      「モフ男」という名がちと恥ずかしく感じられたスカ毛のオラ・・・

      いやいや、キミも3歳になった暁にはきっと・・・・!


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