dog actually主催「それぞれの動物愛護のカタチ」イベント参加レポート(1)
      2009 / 10 / 11 ( Sun )
      先日(10月4日)、お台場の東京カルチャーカルチャーで
      開催された、dog actually主催「それぞれの動物愛護のカタチ」に
      参加してまいりました。
      今回は、その当日の模様をレポートします。

      ※dog actually 主催者によるイベントレポートが掲載され
      ていますので、ぜひこちらもご覧ください。
      「それぞれの動物愛護のカタチ」イベントレポート

      開演直前に会場入りしたところ、既にほぼ満席!
      今回、dog actually初の主催イベントとのことですが、
      熱気溢れる会場の空気に参加者の関心の高さをひしひし
      感じました。

      司会進行を務められたのは放送作家で
      動物愛護管理法を見直す会代表の藤村晃子さん。
      イベントは出演者2名の対談形式で進んでいきます。
      トップバッターは、動物愛護支援の会代表の
      マルコ・ブルーノさんと映画「犬と猫と人間と」(10日公開)
      を監督された飯田基晴さん。マルコさんと一緒に壇上に登場
      したマイケル君に会場の視線は釘付け!
      マイケル君は、嬉しそうにシッポを振りマルコさんに寄り
      添っています。
      マルコさんは講演会に、レスキューされ、今はブルーノ家の
      一員となった犬たちを同伴することが多いそうです。
      見知らぬ大勢の人を前にしても、興奮せず、落ち着き払い、
      マルコさんと一緒にいることを心から喜んでいるマイケル君。
      マイケル君のように、適切な管理としつけ、愛情が与えられ
      さえすれば、素晴らしい伴侶となりうる犬たちがどれだけ
      遺棄され、命を失っているかに思い馳せると本当にいたたまれ
      ない気持ちになります。

      オーストリア出身のブルーノさんは、日本にお住まいになって
      40年以上。
      遺棄された動物たちの行く末に心を痛め、長年精力的に
      動物保護活動と啓蒙活動に取り組んでおられます。
      陽気でユーモアたっぷりの語り口はまさにマルコ節!
      日本における犬猫の年間殺処分頭数「30万頭」。この数字は、
      欧州の人々にとっては、にわかには信じがたい
      「尋常ならざる多さ」であると私たち一人一人がまず認識
      すること。
      そして、自分の国で実際に起こっている事実に、目を背ける
      ことなく、現実としてしっかり受け止めることからスタートしよう!
      それがひいては国(政治家や官僚)を動かす原動力となりうる
      のだから、というメッセージを受け取りました。

      「関心を持つこと・問題意識を持つこと」そして「声をあげること」

      特に印象深く感じたのは、「日本におけるペット文化定着に
      一番必要なものは何か?」と尋ねられたマルコさんが
      「子供の教育」と答えていらっしゃったこと。

      対談の中で、マルコさんが小学生の頃、野外授業で蝶々を
      手で触って先生に平手打ちされたエピソードを披露してくださ
      いました。
      先生の説明はこうです。
      「観察とは、見て行うもので、触れるものではない。」

      オートスリアでは生き物の生命が危険にさらされる行為は
      禁止され、幼少時より、命の大切さ、相手に対する相互理解
      力を、生き物通じて学ぶことを一つの社会教育として重視して
      いるのだそうです。
      「動物に対する慈しみの気持ちが、ひいては人間に対する
      思いやり、相互理解につながる」と語るマルコさん。

      子供の手を引いて飼い犬を保護センターに持ち込む親の意識
      を変えることはたとえ難しくとも、「命を慈しむことの大切さ」を
      学んだ子供は、安易に同じことはしないはず。
      否、させないような仕組みづくり、取り組みを私たち一人一人
      が真剣に考え、議論し、行動に落とし込んでいくことの
      重要性を改めて考えさせられました。
      (余談ですが、金魚すくいや、動物ふれあい広場など、
       不特定 多数が好き勝手に動物を触る行為もオーストリア
       ではNGだそう)

      飯田監督は「動物保護先進国の『動物の権利』概念をその
      まま日本に持ち込むことは難しいかもしれないが、学ぶことは
      沢山ある」とコメントされていました。

      お二人が考える、犬猫の大量殺処分問題における改善の
      ポイントは主に以下のとおりでした。

      「流行」・・・消費者が、流行に左右され、犬種や適性に関する
             知識もないまま安易に犬を購入しないようにする。

      「流通」・・・日本の多くのペットショップでは、犬猫の流通過程
             がほとんど見えず。
             不透明な流通形態是正に向けた取り組みを!

      「法律」・・・罰則規定はあれども、違反行為を取り締まる
             「仕組み」なし。
             法改正に向けた積極的議論とアクションが求めら
             れる。

      なお、昨日公開された映画「犬と猫と人間と」は、
      スタッフ3名で4年をかけて制作されたそうです。

      「一人でも多くの人(特に若い人)に映画を観て、現実に
       起こっていることを知っていただきたい」飯田監督の願いは
      映画制作を支えた全ての方、そして動物保護に真剣に
      取り組んでおられる多くの方の願いだと思います。
      映画制作にあたり、飯田監督は「動物愛護のPR映画には
      したくない」と心がけられたそうです。
      事実を、淡々と、ありのままに伝える・・
      事実を知り、どう考え、どう行動するかは観る人本人に
      ゆだねられます。
      まず何より私たち一人一人が「知ること」「知ろうとすること」
      から始まるのだと思います。

      長くなりましたので、とりあえず今日はこのあたりで失礼します。

      次回は、前衆議院議員の藤野真紀子さんとAERA記者として
      日独の動物保護施設を取材された太田匡彦さんの対談、
      dog actuallyコラムニストの新木 美絵さんの発表をレポート
      したいと思います。

      (お願い)
      なにぶん、書いている私の主観も多分に反映されているかと
      思いますので、当日参加された方で、「ここはこうだったの
      では?」「こういうコメントもあったよね」とのご意見があり
      ましたらどしどしお寄せくださいね!
      12 : 33 : 40 | セミナーレポート | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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      コメント
      --No title--

      はじめまして。

      私もこのイベントに参加させていただきました。
      少しずつでも自分で出来ることを模索中です。
      とてもわかりやすい記事を書かれていてその日の事が
      思い出されます。

      また拝見しに来させていただきたいと思います。
      よろしくお願いします。
      by: nyaaomi * 2009/10/14 02:03 * URL [ 編集 ] | page top
      --ありがとうございます--

      nyaaomiさん

      はじめまして!
      コメントをいただきどうもありがとうございました(^o^)
      nyaaomiさんにいただけたこちらのコメントは当ブログ
      初のコメントでしたので、2重に嬉しかったです!
      本当にどうもありがとうございますm(_ _)m

      nyaaomiさんも、このイベントに参加されていたのですね!

      犬猫の保護問題に様々な立場でかかわっておられる方々
      のお話を多角的に伺うことができ、とても貴重な体験でした。
      私も、自分で何ができるかについて模索しているところです^^

      レポートその2も、なんとか近日中にアップできるように
      ばんばります。

      nyaaomiさん、私の拙いブログ記事をお読みいただき
      本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m
      by: だいひょー * 2009/10/14 12:32 * URL [ 編集 ] | page top
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