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      大ちゃん、ムーミン、ジョッキーを夢見る子供たち
      2012 / 07 / 17 ( Tue )
      またまたすっかりご無沙汰してしまいました・・・・。

      西日本は連日猛雨、関東は猛暑続きですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。


      我が家のベニーは、このとおり、ひんやりジェルマットのお世話になりっぱなし。
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      こちらのマットは、お客様から1歳のお誕生日祝いとしてプレゼントいただきました。
      先日17歳3ヶ月になった大地くんとお揃いのマット♪
      一度ひんやり気持ちよいことがわかるや、どきません(笑)


      こちらは、キリッと凛々しい大地くん(ちょっと前のお写真)
      img016 (2)

      イケメン日本男児なのに、画力のない私にいつもムーミンちっくに
      描かれてしまう気の毒な大ちゃんです・・・・
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      ちなみに日誌にいつもムーミン顔の大ちゃんが登場するので、
      お母さんが、ムーミン一家のストラップもくださいました
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      ほとんど父に奪われてしまい、一家離散状態ですが、
      ムーミンパパとスナフキンだけはかろうじて死守!


      みーちゃん&大ちゃんママ、ジェルマットを本当にどうもありがとう
      ございました!!
      暑さにからきし弱い黒モフ族ゆえ、大変重宝しております
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      ところで父といえば、先日70歳目前にしてブロガーデビューいたしました。

      トップ画像は雪じろうのコチラの写真。
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      そして記念すべき最初の記事タイトルも、ズバリ「雪じろう」


      雪よ、おぬし、愛されとるなぁ・・・・・。
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      しかも、更新が早い!!

      さしものナマケモノ娘も、これではイカン!と奮い立ち、手始めに
      溜まりに溜まったブログネタを、思いつくままリストアップしてみましたら・・・・
      ゆうに40近くもあり・・・ぐはっ

      どこから手をつけたらよいものか、ちょっと途方にくれております。


      そんな時は・・・・「ザ・現実逃避」


      というわけで、今日は犬には全く関係しない、個人的趣味全開な
      映画の話題です(キリッ)



      2009年に公開された、フランスのドキュメンタリー映画
      「ジョッキーを夢見る子供たち(原題 Lads Et Jockeys)」を
      先日はじめて観ました。

      lads and jockeys2


      映画の終わりに、「この映画を すべての見習い騎手に捧げる」との
      クレジットが流れますが、私はこの作品を、プロアマ老若男女問わず、
      馬に乗る人、かつて乗っていた人、すべてのホースマンにご覧いただきたいと
      思いました。


      舞台は、パリ近郊シャンティにあるフランス国立騎手・厩務員養成学校
      「ル・ムーラン・ナ・ヴォン」。

      未来のスター・ジョッキーを夢見て寄宿生活に入学した約30名の
      14歳の少年たちにカメラが10カ月間密着し、彼らの日常を淡々と追っていきます。
      養成学校では、優秀な生徒は騎手に、それ以外の子は厩務員になるため、
      3年間プロの指導を受けます。
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      彼らの一日は、毎朝5時の厩舎そうじと馬の世話からスタート。
      眠たい目をこすりこすり、厩舎へ向かうまだあどけない顔の少年たち。
      (生徒の中には女の子もいます)
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      馬房そうじを手早く終わらせようと雑に仕上げる生徒に、教官は注意します。

      「きみを乗せてくれる大事な馬だ。
       敬意を示さないと馬は従わないぞ。
       (寝わらを)新しい藁に替えろ。」

      教官が去った後、「クソ、むかつく。」と小声で悪態をつく少年。


      そして、騎乗練習後、馬房で馬の手入れをしている少年に
      また教官が尋ねます「馬に乗った感想は?」

      「よかったけど、(自分の)足が痛い」と答える少年を教官は
       こう諭します。


      「実際に馬に乗って、ギャロップした後はどうする?教えたろう。
       よく考えて走れ。
       馬が疲れてないか、脚の動きはどうか。
       お前らは自分のことしか 考えてない。
       だから自己中心の見方しかできない。
       だが、お前がよくても馬がつらい時もある。
       脚が痛かったり、息切れして舌を出したり、よく気をつけろ。
       自分が楽しむよりも馬を気持よく走らせろ。

       今日は落第だ。

       馬が舌を出したら自分の責任だと思え。

       水は?新鮮な水をやれ。
       飼い葉桶もきれいにな。」

       
      ぶ然として水桶の水を取り替える少年に、教官が言葉をかけます。

      「楽しいか?騎手になりたいか?」

      lads and jockeys


      昔耳にした、ある大学馬術部のキャプテンを務めた青年の言葉が
      思い出されました。
      彼はあっけらかんとしてこう言ったのです。

      「馬術部に入部して、監督から最初に叩き込まれたことは、
      『馬をモノとして扱え!』でしたね。ハハハ」


      全日本学生馬術選手権で何度も優勝経験があり、全国各地から、
      才能あるライダーが集まる名門馬術部。

      監督の真意がどこにあるのか私には知るよしもありませんが、
      仮に額面どおりだとすれば、教え子たちの生涯を通じて、この「薫陶」の
      代償は、とてつもなく高くつくことだろうなぁ・・・・・と物悲しい
      気持になったのを覚えています。



      この映画は、将来の夢に向かって悪戦苦闘しつつ、ひたむきに馬・自分と向き合う
      少年たちの姿を追ったものですが、同時に彼らを教育する教官たちの、
      馬や子供たちへの「あたたかいまなざし」を随所に感じさせ、
      「教育とは何ぞや」を静かに問いかける秀作だと、私は思います。

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      「馬に乗るときは、全員必ず乗馬ズボンをはけ。
       ブーツをよく手入れしろ。
       この世界にはきちんとした決まりがある。
       君らは馬と出会い、学校や厩舎で多くの人々から学ぶ。
       馬主は君らに馬を託す。
       だから相手を敬え。
       汚れたジーンズで馬に乗るな。
       きちんと礼儀正しく挨拶しろ。
       いつも礼儀を忘れるな。
       出会う人や厩舎の人ときちんと接しろ。
       仲間にもだ。みんなを敬え。
       仲間同士でののしりあうな。絶対にダメだ。

       正門が見えるだろう。
       荷物を持て。
       正門を開けろ。
       タクシーが来る。

       いいヴァカンスを!」


      うん、久しぶりに、胸が熱くなる映画を観ました。

      「一等賞になれなくても、人生は続く」

      このキャッチも、なかなかよし。

      (予告編)



      (追伸)
      本作には2006年の凱旋門賞でのシーンが登場し、ディープインパクトと武豊も
      チラッと出てきますよ。


      そうそう、「馬が引っかかった」体験をお持ちの方には、思わず身につまされる
      シーンあり(笑)
      笑うどころか、涙なくして観れないかも!?




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