しゃくやく 
      2011 / 06 / 03 ( Fri )
      昨日は一日しとしと雨。

      仕事の合間に、近くのお花屋さんにテクテク向かいました。

      お目当ては、ベリーのお花。

      ふと、ほんのり桃色の「芍薬(しゃくやく)」の蕾が目に止まりました。


      「花、咲きますかね?」


      「はい、咲くと思いますよ。」


      店員さんが優しくニッコリ。


      ベリーの大好きだった牧場にも、春先になると「花咲かおじさん」が
      丹精込めて育てた芍薬の見事な大輪が咲き誇っていたっけ。

      牧場の芍薬よりは、だいぶ小ぶりな蕾を3輪抱えて、来た道を
      テクテク戻ります。

      事務所前の階段に着くと、ふっと昨年末目にした光景が思い出されます。


      年の暮れ、チリリン、とドアベルが鳴りました。
      扉を開けると知人のSさんと愛犬の姿!
      Sさんのご実家が事務所近くで、お散歩がてら寄ってくださったとのこと。
      事務所でお目にかかるのははじめてでした。


      Sさんは、リホームした愛犬と、「一人と一匹」の生活を送られています。
      愛犬は、重い持病をいくつか抱えながらも、Sさんの長年にわたる適切な
      ケアのおかげで、15歳を迎えようとしていました。
      一時は持病のヘルニアが悪化し、しばらく闘病生活を送っていましたが、
      お散歩を楽しむことができるまでに回復したんだぁ、と嬉しくなりました。


      帰り際、私はSさんに声をかけました。


      「外の階段、抱っこして降りますか?」


      「うーん、これくらいなら大丈夫じゃないかなぁ。」


      ゆっくり、階段を下りていく二人の後ろ姿を見送りながら、
      なんともいえない気持ちになりました。
      かつて同じ場所を、ベリーを抱えてえっちらおっちら何度も上り下りした
      自分を思い出し・・・。


      (一事が万事、こうだったのかもなぁ。)


      ただやみくもに不安に囚われ「あれもダメ、これもダメ」する私と、
      しっかり状態を把握し、適切な状況判断で愛犬をfitで長生きさせてあげ
      られるSさんとの「違い」を垣間見た気がね、したのです。


      (Sさんだったら、ベリーを若くして死なすことはなかっただろうな・・)


      意味をなさないこととは知りつつ、未だにそんな想いにとらわれる自分に
      嫌気がさしますが、こればかりは理屈じゃない、時間をかけて
      (ひょっとしたら生涯ずっと)一人で向き合うしかない想いなのかも
      しれません。

      自分に何が足りなかったのか、冷静に、正直に見つめ続けていこう。
      その作業は、他の誰でもない私にしかできないことだから。

      画像 012 (2)

      草原の輝き 花の栄光

      再びそれは還らずとも なげくなかれ

      その奥に秘められたる力を見い出すべし

                        (W.ワーズワース)





      今朝、少しわくわくした気持ちで目覚めました。
      まっさきに芍薬を見に行きます。

      わぁ・・♪ゆうべはまだ蕾だった芍薬の花びらが少し開いています。
      デジカメが手元にないので携帯でパシャ。(画像が悪くてすみません。)
      Image296 (2)


      数日後には、ベリーの頭上に満開の芍薬(*^_^*)
      綺麗だろうなぁ。楽しみだなぁ・・・・!

      満開の花もよいけれど、蕾も、咲き始めも、みんなそれぞれ
      の美しさがあるのだと、しみじみ思った今朝のひとことま。





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