広がれ♪老犬教室の輪
      2011 / 02 / 12 ( Sat )
      最近では、「パピークラス」「しつけ教室」に加えて「老犬教室」を
      開催する動物病院が少しずつ増えてきているようです。

      先日も、都内のある病院で動物看護士さんが中心となって「老犬教室」
      をスタートしたとの嬉しいお話を耳にしました。
      個人的に、老犬教室はワンちゃんの病歴や状態を把握している
      かかりつけの動物病院で開催していただくのがベストだと感じています。
      (中には、「病院大嫌い!」の子や他の犬がいると落ち着かない子も
      いるでしょうから、そういう場合は無理せず、飼い主さんのみの参加で
      十分です。)


      シニアの域に入った愛犬の老後に漠然とした不安を抱いておられる
      飼い主さんも少なくないと思われます。
      そんな時、老犬教室はきちんとした知識を得る場所でもあり、
      同じくシニア犬と暮らす飼い主さんと話を交わすよい機会でもあります。
      同じ病院に通院されている親近感も手伝って、すぐに打ち解ける
      方も多いようですね。

      もしかかりつけの動物病院で老犬教室開催のお知らせをご覧になったら
      ぜひ一度参加されることをおすすめします!

      多くの動物病院スタッフは、毎日毎日本当に忙しく動き回っています。
      飼い主さんの目には触れない場面で、かいがいしく一生懸命動物たちの
      お世話をされている看護士さんたちを沢山知っています。

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      [ photo by NTU - Brackenhurst ]


      おととし、主に動物病院スタッフ対象の老犬セミナー講習会を
      受講した際、全国の病院から集まった動物看護士さんと同席しました。
      同じ班になった看護士さんたちに

      「自分の病院で老犬教室を始められそう?」

      と質問しますとほとんどの方が「やりたい気持ちはあるが、
      実際は難しいと思う・・・」とのお返事でした。

      理由は、「日常業務が忙しく、とてもそこまで手が回らない」から。


      そうなのです。


      老犬教室を開催するためには、資料収集、企画書・資料作りなどなど
      多くの時間と労力を準備に費やさなければなりません。
      体系だった資料や参考事例の多いパピークラスやしつけと異なり、
      老犬教室はほぼ一から資料づくりをする必要があります。
      日々の仕事で手いっぱいの状況では、なかなか時間をとることは
      難しいのが現実。

      結果、忙しい勤務の合間を縫って行うよりも、家に持ち帰り、
      こつこつ資料作りをせざるをえないことも多いそうです。

      「患犬と飼い主さんのために」

      先日老犬教室の講師を務めた看護士さんとお話しながら、この一心で
      取り組んでおられることがひしひしと伝わってきました。

      ですから、待合室で老犬教室開催のお知らせを目にしたり、
      看護士さんから声をかけられたら、ぜひ一度は参加してみてください!

      そして教室に参加したらどんどん質問してあげること!

      講師は、一方向のやりとりが続くと内心「伝わっているかな?」と
      不安になりがち。
      飼い主さんと会話のキャッチボールができたら、俄然パワーが
      出てくるものです^^

      終了後、正直な感想を伝えてあげると、今後の励みになること
      間違いなし!
      次回はこういう内容を取り上げてほしい、ここをもう少し詳しく
      聞きたかったなどなど良いことでも悪いことでも、気付いたことが
      あれば、率直に伝えてあげましょう。
      それが、病院スタッフにとって次回の大きな糧になります。

      教室とは、講師、参加者みんなで作り上げ、育てていくもの-
      私はそう考えています♪

      「老犬教室」の輪がどんどん広がっていくとよいですね♪

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      こちらは先月20歳のお誕生日を迎えたボスくん。
      毎晩お父さんと一緒に寝ているそうです。
      立ちあがる際、少しサポートが必要になりましたが、
      自分の足で歩き、自力で用足をし、ご飯を食べます。
      本当に素晴らしいことです!
      (K様、写真の掲載を快諾いただきありがとうございます)


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