He is just my dog.
      2011 / 01 / 17 ( Mon )
      今日は、犬をこよなく愛したアメリカの作家、
      ジーン・ヒル(Gene Hill)の著書「Tears and Laughter」
      の中の一文をご紹介します。

      Gene-Hill-T-and-L.jpg


      ジーン・ヒルは、狩猟やアウトドアを愛し、ポインター、セッター、
      レトリーバー、スパニエルなど狩猟犬たちとの生活を綴った著書を
      何冊か残しています。

      現在ではそれらは全て絶版となっていますが、彼の数々の名言は
      色褪せることなく今も愛犬家の間で語り継がれています。

      今回は、私の胸に特に響いた言葉を2つピックアップしました。
      拙い訳ではありますが、愛犬ベリー、そしてあなたの心に今も
      生き続ける犬たちに捧げます。



      彼は、雲の上を見通す私のもうひとつの目、
      風のはるか先を聞き分ける私のもうひとつの耳。
      海の奥深く手を伸ばす私の身体の一部。

      彼は何度も伝えてよこす、
      自分の存在理由は、この「私」だと。

      私の足にもたれかかって休んだり、
      私のほんのわずかな微笑みで、ブンブン勢いよく尻尾を振ったり、
      私が彼を連れずに出かけた時に見せる、心から傷ついた様子によって。
      (同行して私のお世話ができないと、彼は心配のあまり気分が
       悪くなるようだ。)

      彼は、私が間違いを犯しても、喜んで許してくれ、
          私が怒ると、私を笑わそうとおどけてみせる、
          私がハッピーだと、かぎりなく嬉しがり、
          私がバカなことをしでかしても、気にしない、
          私が成功すれば、胸を張って自慢する。


      彼がいなければ、私は別人。
      彼と共にいると、私の体中に力がみなぎる。
      彼は「忠実」そのものだ。

      彼は「無私の愛」の意味を教えてくれた。
      彼と一緒にいると、密かな安らぎと、邪魔されることのない平穏がもたらされる。
      彼が導いてくれたのだ、以前の私なら知り得なかった境地へ。

      私の膝の上に乗せられた愛犬の頭が心の傷を癒してくれる。
      傍らにいる彼の存在が、暗く未知なるものに対する恐怖から
      私を守ってくれるのだ。
      私が必要とする場合に備え、彼は待っていてくれると約束した。
      -いつでも、どこでも。
      そして私は彼を呼び寄せる - いつものように。
                                
      He is just my dog.

      彼はまさしく私の犬だ。
      _smile in the pasture

      ジーン・ヒル
      ‘Tears and Laughter’より


      次は年老いた愛犬に寄せた一文です。


      思わず涙が出そうになる-

      私の年老いた愛犬は、野原で忙しい一日を過ごした後、
      ぐったり疲れ果てた時でも、暖炉前のお気に入りの場所から離れ、
      のろのろした足取りで私が座っているところまでやってきては、
      私の膝上に頭をちょこんと乗せ、片方の前足を私の膝に置き、
      そして目を閉じて再び眠りにつくのだ。

      これほどの友情を受けるに値することを
      私は果たしてなしえたのだろうか、と。

      ジーン・ヒル
      genehill.jpg 
      “Gene Hill”  illustrated by Fred Rothenbush


      原文はこちらです。  Gene Hill Dog Quotes
      他にも、犬にまつわる彼のユーモアたっぷりの名言が紹介されています。



      愛犬から寄せられた愛情の大きさを思うたび、
      いつも問わずにいられません。
      自分はそれに値するどんなことをしてあげられたのか?と。
      周囲の人は、十分可愛がった、愛したじゃないかと言うけれど
      私はおろそかにしたことがあまりに多すぎました。
      きっとこの先一生抱えていく想いなのかもしれません。
      だって彼は他でもない「私の犬」だから。




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