温湿布のススメ
      2010 / 09 / 09 ( Thu )
      さて、これは何をしているところでしょう?

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      拡大写真。
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      答えは、「温湿布」
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      チーム・ウィルではお泊り中のゲストに、温湿布や温灸を
      させていただくことがあります。
      (※痛みの急性期など患部を温めることが禁忌のケースも
      あるため、事前に飼い主さんへのヒヤリングとボディチェック
      させていただいた上で実施しています。)


      なかなかお通じがなかった悟天ちゃんに、前回に続き
      温湿布をしてみました。

      通常、濡れタオルをジップロックに入れ、1~2分
      (※熱くなりすぎないよう注意!)レンジで温めたものを
      乾いたタオルで包み、足裏などの心臓から遠い場所から
      当ててじんわり温めていきますが、悟天ちゃんは、
      ジップロックのカサカサ音が苦手な様子。

      そこで、今回はホットタオルの代わりにコチラを
      使ってみました。
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      「あずきのチカラ」アイマスク用

      こちらも電子レンジで30~40秒程あたためます。
      (タオルでくるむ場合は、もうすこし長めに)

      ちなみに、少しお高めですが、「モイストヒートパック」も
      おすすめです。

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      左:ハーフサイズ           右:フェイシャルパック


      温冷両方OK。
      動物の温湿布に使用する際は、「ハーフサイズ」か「フェイシャル」
      がオススメ。
      ハーフサイズはお安いショップでも4000円ちょっと、
      フェイシャルは、それより若干安いようです。

      ヒトの医療機関でも温熱療法に利用されていて、中身は
      メディビーズ(ハニカム構造のケイ酸塩結晶体で、他の有機液体を
      含まない清潔な蒸気を発生させるのだそーです)。
      (モイストヒートパックは一般医療機器です)

      電子レンジ1~1分半温めると、温かさが20分ほど持続します。
      表面素材がやわらかいのでフィット感もよく、手洗いできる
      点がグッド!

      モイストヒートパックの使用説明書

      輸入代理店の製品紹介
      (様々なタイプがあります。)


      おっと脱線しちゃった。

      さて、お次はお腹。
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      もう少しがんばろうね。



      お腹・腰・背中など腸の周辺を温め、腸の血行を
      促進します。
      どうか、お通じがありますように(なむなむ)。
      (補記:夕方、無事待望のウンチがでてくれました♪)
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      横からみたところ。
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      またまたちなみに、中島さんが左手で軽く刺激しているところは、
      犬・猫の便秘に効くとされるツボの一つ、大腸愈(だいちょうゆ)
      第4腰椎と第5腰椎の間の両脇にあるくぼみで、ここを
      15秒間押すそうです。
      ツボを探し当てるのは、獣医師でも経験が必要だとか。
      骨の「クボミ」を探しあて、指(親指でも人差し指でもOK)を
      曲げずにまっすぐ、ゆっくり押し、徐々に深めていくのだそうです。
      愛犬の表情や様子を注意深く観察しながら、その子が
      気持ちのよい深さ、強さを文字通り手探りで探って
      いくわけですね。

      犬猫の指圧について詳しく知りたいという方にはこちらの本が
      オススメ。(残念ながら、アマゾンでは中古本のみ)
      私は中島さんの蔵書をちょっと読ませていただいただけですが、
      ツボの位置の図と説明文がとても参考になると感じました。

      犬・猫に効く指圧と漢方薬」(世界文化社)
      (原書:Four Paws, Five Directions A Guide to Chinese Medicine
           for Cats & Dogs)
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      著者のシェリル・シュワルツ博士は、小動物の治療に東洋医学、漢方を
      導入した第一人者といわれ、サンフランシスコで初の小動物向けホリスティック
      治療専門の東西動物治療センターを設立された方。

      英語OKな方は、ぜひぜひ原書を読むべし!的アマゾンのコメントが
      気になりますが、翻訳版も十分参考になりそうです^^。

      私自身、肩こり、腰痛がひどい時には、鍼灸院のお世話になって
      いる身ですので、指圧の効果は犬においても大いに見込めるのでは
      ないかと考えています。
      東洋医学に精通した獣医師さんのように、ツボをワンポイントで押さえることは
      難しいでしょうから、その周辺を指で軽くマッサージすることからはじめて
      みてはいかがでしょうか?

      余談ですが、かかりつけの鍼灸師さん曰く、鍼や指圧をする際は、施術者が
      精神を集中し、息を吐きながら行うことが大事だとのこと。
      へえ~。


      長々と書いてきましたが、関節のこわばりや慢性的な腰痛などを抱えた
      ワンちゃんの血行促進&痛み軽減に、自宅で手軽にできる温湿布は
      おすすめです♪

      最後に主な注意点をば。

      ※心臓から遠い場所から少しずつ上へずらしながら温めていく
       (指先→脚→腰まわり→ 背中→頚部...といった順に)

      ※犬はヒトより体温が高いため(平均体温37.5~39.5℃)
       飼い主さんが「やや温かい」と感じる程度でOK

      ※タオルやパックはギューと体に押しつけるのではなく、軽くあてる
       感じで。(※常に愛犬の表情を注意深く観察して、
       その子の気持ちよい場所、あてがう強さなどを探す)

      (ご注意)
      温湿布は捻挫、筋肉痛、関節炎などで熱や腫れが引いた後の慢性期や、
      腰痛や筋肉・関節のこわばりなどに大変効果的ですが、関節炎などの
      急性期(腫れている、赤くなっている、熱を持っているなど炎症が
      出ている時期)に患部を温めますと熱感・腫れ・痛みなどが増強して
      症状が悪化することもあります。急性期には多くの場合、患部を冷
      やして、血管収縮・腫れの軽減・筋肉の興奮を抑えて痛みを和らげて
      あげる必要があります。
      もし、温湿布をしてよいものか判断に迷われる場合は、かかりつけの
      獣医さんにご相談されることをお勧めします^^。


      (おまけ)

      「あずきのチカラ」は本来のアイマスクとしても優秀!
      あずきのほのかな香ばしい香りと適度な重みにいざなわれ、
      いつも爆睡の私であります。

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      モデル協力:ぬいぐるみのゴンタくん。
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      コメント
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      気持ち良さそうですねぇ~
      自分も肩こり、眼こり(笑)が酷いんでたまぁ~にツボ押しや温感とかしてますが、ちっちも効きません。( ̄▽ ̄;)
      専門家にやってもらった事もないんで、ツボの位置間違ってるかも・・・です。(笑)

      ウンチ出てくれて良かったですねぇ~♪
      きっと本人もスッキリでしょう~!!(笑)

      by: non☆(@'ω'@)たん * 2010/09/11 10:52 * URL [ 編集 ] | page top
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      nonたんさん、

      お互い肩こり仲間ですね~(笑)
      やっぱりさすがプロの技!といつも思います。

      ちなみに、肩こりにはおうちでできるせんねん灸もお勧めですよ!
      花やフルーツの香りのマイルドタイプもあります。(ネットで買えます)
      私は、「レギュラー」を使っていますが、レギュラーでもかなり効きます♪

      はい、食欲、ウンチ、おしっこは体調をはかるバロメーターなので、ウンチが出てくれて本当にホッとしました(^O^)
      by: だい * 2010/09/11 18:09 * URL [ 編集 ] | page top
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