ドッグ・ウィスパラー ~シーザー・ミラン~
      2010 / 06 / 27 ( Sun )
      梅雨独特の「もわっと感」が日に日に増しますが、
      W杯効果でしょうか?今年は例年ほど過ごしにくいとは感じない
      私であります(^_-)

      さて、今日は犬のしつけ番組のご案内。
      ナショナルジオグラフィックチャンネルでは
      6月から全米一知名度の高いドッグトレーナー、
      シーザー・ミラン氏による大人気しつけ番組『Dog Whisperer』が
      放映されているようですね!(私はつい先日知りました)

      127407754071671_convert_20100628222646.jpg
      邦題は「ザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、
      わかります~」
      (07年にはNHK BS2で「さすらいのドッグトレーナー」という
       題名で放送されていました。)

      当時私はBS2の放送を見逃したのですが、彼の著書
      「あなたの犬は幸せですか(原題はCesar’s Way)」
      を読み、彼の番組が見たくなって、DVDを購入して
      しまいました。

      ナショジオ番組をご覧になれる方には、良いチャンスかも!
      番組HP
      各回のエピソードと直近の放送日時がチェックできます。


      番組では、シーザーが愛犬の問題行動に悩む飼い主の元へ
      出向き、犬と飼い主双方がハッピーに暮らしていけるよう
      具体的なアドバイスをします。
      (彼は犬のしつけを「リハビリ」飼い主への教育を「訓練」と
      使い分けていますが、その実「訓練」の方が骨が折れるみたいですね)

      本国では現在シーズン8まで放送されているようです。
      日本でも全シーズン放映されるといいなぁ。

      ↓は、シーザーによる番組DVDのPR(ちょっと前のもの)
      シーザーの隣にいるピットブルが、彼の右腕といわれた
      ダディ。





      ダディは仕事の相棒として番組収録にもしょっちゅう同行。
      cesarmillan.jpg
      (ここ・・・図書館?)

      有名なシーザー語録はたくさんありますが、一つ
      ピックアップするならこちら。

      「穏やかで毅然とした態度」で群れのリーダーとなり、
      犬に平穏と安心をもたらそう

      「穏やかで毅然とした態度」のお手本を見たくば
      オプラ・ウィンフリーを見よ、と著書にありますが、
      番組中のシーザーの姿を見れば(なるほど)です。


      ところで、「陽性強化」を推奨する学者やトレーナーの中には、
      彼の訓練手法は、「パック(群れ)理論」に基づいた時代遅れの
      訓練法だとして手厳しく批判する方々もおられます。
      リーダー理論はもう古い、犬の行動科学に基づいた学習理論
      によるしつけが今や常識!チョークチェーンの使用は虐待だetc.

      うーん、シーザー信奉者とまではいかない私ですら、
      ヒステリック気味の批判には“so what?”と言いたくなるフシも・・・

      まぁ、まずは実際に彼の番組をひととおり見て各々が判断
      されるがよろしでしょう(^_-)


      彼の強みは、幼少時から動物の群れの中に身を置くことに
      よって得た、犬のボディランゲージを読み取る卓越した観察眼と
      表現力そして人間的魅力(カリスマ性)でしょうか。

      メキシコから不法入国した貧しい若者(しかもほんの一時期とはいえ、
      路上生活体験あり!)のサクセスストーリーはまさにハリウッド受け
      しそう。
      (余談ですが、彼をモデルにしたテレビドラマができる予定とか?)


      シーザーは幼少期から、祖父が管理する牧場で自然に触れ、
      動物たちに囲まれる時間がこの上なく好きだったと著書で述べています。
      牧場には家畜の番をする使役犬が常時5頭以上おり、犬独自のルールに
      従いつつ人間との群れの中で調和を保って生活する彼らを飽きず
      眺めていたそう。

      「母なる自然を敬い、決して逆らわず、調和して生きる」

      という祖父の教えが、シーザーの根底に流れている気がします。

      賛否両論あるかと思いますが、彼の言動から学ぶところは大きいと
      個人的には考えています^^。

      おっと、またまた長くなってしまいました!

      最後にシーザーが年老いた相棒犬ダディ(↑の動画で登場した
      ピットブル)に寄せた文章をご紹介します。

      危険犬種とされるピットブルのダディは、シーザーが最も
      信頼を置くパートナードッグ。大部分の著書の表紙には
      彼が映っています。

      amotfp.jpg    btpl.jpg 


      素晴らしい時間を共有した、長年の相棒に注ぐシーザーの
      まなざしの柔らかさ。

      そして、“Live in the moment”「今、この時を生きる」
      大切さを感じさせてくれる一文です。

      cesar.jpg

      私の下手な訳で恐縮ですが、よろしければお読みくださいね。

      原文はシーザーの公式サイトをご覧ください。
      コチラ



             Breakfast with Daddy

      Daddy.jpg


      カリフォルニアの黄金色の夏の朝、犬たちがそわそわしはじめる。

      中庭から子供たちのクスクス笑い、キッチン窓の外ではツバメたちが

      奏でるシンフォニーが聞こえる。

      この15年間毎日してきたように、僕はダディの朝食を用意する。

      彼はクチャッとした塊を両手でこねる僕を見つめている。

      近くの農場から手に入れた牛肉を細かく刻み、

      庭で採れた新鮮なハーブをひとつかみ、

      茹でたインゲン豆も3つに切って混ぜる。

      ちょっとばかり時間はかかるけれど、これは大切な「儀式」。

      僕はこの「儀式」を急がないよう心がけている。

      牛肉をこね、インゲン豆とハーブを加えて、

      こねる、こねる、こねる。

      柔らかくして、ダディが食べやすいように・・・。

      ダディは今やすっかり年老いた。

      もう階段を使うことはできないし、

      ほとんど僕が用意した食事しか口にしない。

      ダディの朝食ができあがり、床の上で僕をじっと

      見つめる彼のところへ運んでいく。

      僕は「おいで、お食べよ」のダンスを踊り、

      僕たちだけが知っている秘密の言葉をささやいて

      彼の前にボウルを置く。


      ダディはわずかに頭を上げ、空をクンクン嗅いでから

      尻尾を数回パタパタさせる-が、それ以外はもとの姿勢のまま。


      そう、彼は明らかに僕にもっと踊ってほしいのだ。

      でも、ダディが立ち上がりボウルに口をつけるまで、

      僕はほんの少し踊るだけですむ。


      僕はダディのような犬と暮らしたことがない。

      この地球で共に暮らした15年間、

      僕は常に彼の直感力に驚かされ、

      愛情に慰められ、

      物静かな思いやりに畏敬の念を抱き続けている。

      ある時など、彼は僕の息子たちの歩行練習の手伝いまで

      してくれたのだ。


      僕は知っている、そう遠くない日、

      この慣れ親しんだ日課を彼なしで行う朝がくることを...。

      でも、それは今日じゃない。

      今このとき、日は輝き、子供達は笑い、ツバメたちは歌い、

      そしてダディは僕たちすべてを見守ってくれている。


      シーザー・ミラン

      041409-Cesar_Millan-540_convert_20100628222508.jpg

      (追伸)
      ダディは、この文章が書かれたしばらくのちに、家族に
      見守られる中、安らかに16年の生涯を閉じました。
      22 : 31 : 37 | 犬の話題 | トラックバック(0) | コメント(18) | page top
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      コメント
      ----

      深いですねぇ~
      人間も動物も本物の愛を注げばそのぶん答えてくれるものですよね。
      何に関しても、批判する人間はいますしねぇ・・・

      シーザーさん・・・ちょっと日本人顔に見えるのはワタシだけでしょうか。(笑)
      by: non☆(@'ω'@)たん * 2010/06/29 16:07 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      nonたんさん、

      本当にそうですよね。

      シーザーは、超売れっ子になってメディア露出度もかなりで、そういう点でもいろいろやり玉にあがってしまう側面もあるような気がします。
      (アメリカの人気ドラマ「ゴースト」などにも出演したとか!)

      なるほど、確かに!
      私も、シーザーの顔には親近感を覚えました。(^o^)
      by: だい * 2010/06/29 17:24 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      はじめまして!
      シーザーの番組が好きでダディが好きなので検索していたらたどり着きました!
      ダディが天国にいったことはじめてしりました。。(p_-)
      朝食を待ってるダディの上目使いたまりませんです
      by: さすけ * 2011/11/11 12:23 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      さすけさん、

      はじめまして!
      コメントありがとうございます♪

      ダディ、本当に素晴らしい犬でしたよね。
      世界中から心のこもったお悔やみが殺到したそうです。

      私もこのダディのお顔が可愛くて大好きです!!

      by: だい * 2011/11/11 18:06 * URL [ 編集 ] | page top
      --はじめまして--

      去年から、ナショナルジオグラフィック番組で「カリスマドックトレーナー」を見るようになり、犬の魅力に興味を持つようになりました。

      現在はシーズン4を放送していますが・・・ダディは居なくなってしまったんですね。それを知ってとても悲しい気持ちになりました。

      ダディ、大好きです。
      by: ころろ * 2012/01/27 11:07 * URL [ 編集 ] | page top
      --はじめまして!--

      ころろさん、

      はじめまして!
      コメントありがとうございます♪

      シーズン4は、確かアメリカで2007年に放映されたように記憶しています。
      ダディがシーザーの相棒として番組にもちょこちょこ登場していましたよね。

      ダディは本当に、キュートなピットブルですよね。
      シーザーにとって、ダディは特別な犬なのでしょうね、そう、これからもずっと・・・。

      私もダディが大好きです!!



      by: だい * 2012/01/28 15:43 * URL [ 編集 ] | page top
      --daddy Love--

      daddy を知った日から 私は虜になりました。恋をしました まさかなくなつていたなんて…
      by: ami * 2012/07/13 07:38 * URL [ 編集 ] | page top
      --Re:daddy Love--

      amiさん

      はじめまして。
      コメント、ありがとうございます。

      大好きなダディの訃報に触れたamiさんの
      驚きとショックはいかばかりでしょう・・・。

      ダディの存在の大きさを改めて噛みしめています。

      世界中で一番愛されたビットブル。

      本当に愛すべき素晴らしい犬でした!!
      by: だい * 2012/07/13 17:48 * URL [ 編集 ] | page top
      --はじめまして。--

      FOXでいつも楽しく、興味深く番組を見ています。
      画面越しでも伝わる、シーザーとダディの信頼関係は本当に素敵で…。
      最近になって番組の存在を知ったので、そんなに昔に作られた映像だとは知りませんでした。遅くなってしまいましたが、ダディにありがとうの言葉を送りたいです。
      by: メアリ * 2012/08/18 22:35 * URL [ 編集 ] | page top
      --はじめまして--

      メアリさん、

      はじめまして。
      コメント、ありがとうございます!

      ダディという最高の相棒に恵まれたシーザーは幸せ者ですが、
      シーザーと出会えたダディもまた、とても幸運だったと思います。
      シーザーとの出会いで、その類まれな才能と魅力的な性格
      (ルックスも!)を最大限活かし、多くの犬、ヒトたちを
      長年サポートし続けたダディ。

      本当に「ありがとう」この一言に尽きますよね。


      by: だい * 2012/08/19 09:35 * URL [ 編集 ] | page top
      --ダディ--

      ダディ欲しい。

      シーザーになりたい。

      (笑)

      見るたびに自分が如何にダメ飼い主か
      自覚させられる番組です。

      だれがなんと言おうとシーザー万歳(笑)
      by: HK * 2012/12/18 21:26 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      お陰様で私もリーダーになりました

      『Calm Assertive Energy』

      ThanX Cesar&Daddy ▼・ェ・▼

      ダディの冥福をお祈りします
      by: オフリーシュ * 2012/12/20 11:49 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      HKさん

      コメント、ありがとうございます!

      見る人に、多くの気づきを与えてくれる貴重な番組だと私も思います。

      すべての放送(できれば彼の著書も)を見た上で、各々が判断すればよいことなのでしょうが、
      時に感情的ともいえるシーザー批判には「ん???」と首をかしげてしまう時があります(^_^;)

      ダディ、本当に素晴らしい子でしたものね^^。





      by: だい * 2012/12/21 16:46 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      オフリーシュさん、

      コメント、ありがとうございます!


      シーザー語録のトップに来るであろう
      -Calm Assertive Energy-。

      これをいついかなる時も保ち続けることができるということは、本当に素晴らしことだと思います。
      オフリーシュさんが日々愛犬と向き合い、努力された賜物ですね♪

      シーザーとダディが果たした功績は、本当に大きいとしみじみ思います。
      by: だい * 2012/12/21 17:00 * URL [ 編集 ] | page top
      --管理人のみ閲覧できます--

      このコメントは管理人のみ閲覧できます
      by: * 2012/12/28 00:21 * [ 編集 ] | page top
      --はじめまして♪--

      はじめまして!
      コメントいただき、ありがとうございますm(__)m
      こんな亀更新ブログにお付き合いくださり、本当に恐縮です(*^_^*)。

      ママさんのお宅にも、ブランディの子供たちがいるのですね♪♪
      それも3頭も!!
      ブランディは婿入り(?)するまで、山梨のケネルで
      カミュ、ベリーの3兄弟と毎日つるんで悪さをしていたそうです(笑)

      ブランディもとっても美しいコリーで可愛い子をたくさん輩出しましたよね。
      ヴァニラちゃん、ヴィスコくん、フィグくんも「ブランディっ子」なのですね。
      ブログ拝見しましたが、みんな綺麗で愛らしい(*^_^*)。
      叔父にあたるベリーの血が少しでも受け継がれている子たちが、
      日々愛情を注がれて幸せに暮らしていることを知ることができて
      本当にうれしいです!!
      嬉しいニュースをお知らせくださり、本当にどうもありがとうございました♪

      どうかご家族、愛するわんちゃんたちとよい新年をお迎えくださいませね。

      (追伸)
      ママさんのブログのお写真、素晴らしいクオリティですね!
      ゆっくりじっくり堪能&拝読させていただきます♪♪

      by: だい * 2012/12/28 08:37 * URL [ 編集 ] | page top
      --シーザー大ファン--

      今年2月7日に愛犬黒ラブ「ヴィーナス(♀)」を15歳22日で亡くしました。未だ落ち込んでいます。数年前にナショジオで知りシーザーとダディの大ファンになりました。最近ダディが亡くなったことを知りましたが残念です。ダディのような従順で優しく安定したヴィーナスでした。今でも番組を見ながらダディとヴィーナス想いながら涙します。ありがとう!ヴィーナスとダディ!安らかに・・・。
      by: B-papa * 2013/11/08 22:33 * URL [ 編集 ] | page top
      --はじめまして--

      B-papa さん、

      コメントどうもありがとうございます!

      ヴィーナスちゃんは15歳22日まで本当によくがんばったのですね。
      15年もの長い間寄り添ってくれた相棒を亡くした喪失感はいかほどか・・・・。

      ダディのように気質が優しく穏やかな素晴らしい子だったヴィーナスちゃん。
      B-papa さんの喪失感は計り知れないこととお察しいたします。

      かのシーザーですら、ダディ亡きあと深い悲しみに襲われ、しばらく何も手につかない状態に陥ったそうです。
      私はそのエピソードを知り、いっそうシーザーに親近感を持ちました。

      B-papa さんが番組をご覧になりながら、ダディと最愛の犬を想い流される涙は、2頭への哀悼の涙なのだと感じます。

      ダディとヴィーナスちゃんの魂が安らかならんことを祈りつつ・・・。

      B-papaさんのご愛犬への想いをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
      by: だい * 2013/11/08 23:20 * URL [ 編集 ] | page top
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