サプリの効果
      2010 / 06 / 16 ( Wed )
      関東も梅雨入りですね。
      サッカーのワールドカップの熱気が、梅雨の
      鬱陶しさを吹き飛ばしてくれているようです^^

      と、ところが・・・この数日PCの調子がいまひとつなのです(涙)
      ブログを書くそばからフリーズの繰り返し・・・。
      数日がかりで、どうにかこうにかアップできました。


      さてさて、今日はサプリ関連でリンクし忘れていた記事をご紹介します。

      コチラは、08年、サントリーと北海道大学院が関節症を発症した犬
      (飼育犬)を対象に行った共同研究発表の要旨が簡単に紹介されています。
      「関節症発症犬に対するグルコサミン・コンドロイチン硫酸配合剤経口投与の臨床学的効果」


      関節症を発症した50頭の飼育犬(変形性関節症33例、炎症性関節症17例)
      に30日間グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸(サメ軟骨粉末)、
      ケルセチン配糖体を含むサプリメントを経口投与し、症状の改善の有無を
      検証した結果、一定の症状の改善が認められたという内容。

      小規模かつサプリ製造・販売企業が直接かかわった研究という点を
      差し引いても、ちょっと興味深い内容ですね。


      コチラのサイト中にも、35頭の変形性関節症の犬にグルコサミン、
      硫酸コンドロイチンを経口投与した研究結果が記載されています。
      (中程にある記事)

      結果は、変形性関節症の犬においてグルコサミン、コンドロイチン混合
      投与は一定の臨床効果を示すとありました。
      (ただし、比較投与した「カルプロフェン※」より効果は緩やか)
      ※カルプロフェンは、リマダイルなどの成分

      海外の主に犬の骨関節炎等に関連した研究論文の要旨がまとめられ
      ていて参考になります。(出典が明確な点も嬉しいですね!)

      ちなみに、こちらの冒頭で紹介されている気になる論文、
      (中程度の骨関節炎の犬において、フラボノイド製剤「Flexile Rx」
      がグルコサミン/コンドロイチン混合サプリの代表格「Cosequin DS」
      の2倍以上の疼痛軽減効果を示したとされる発表内容)の原文(英語)
      コチラです。ご興味のある方はどうぞ。


      グルコサミンに話題を戻しますと、ヒト対象の研究では、グルコサミン
      自体には直接の抗炎症作用はないものの、膝関節症に対して長期的
      には非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAID)の「イブプロフェン」と
      同等の症状緩和効果があったという報告も過去なされているようです。
      (Mueller-Fasbender 1994)


      個人的には、サプリメントに過度の期待はせず、上手に気長に
      つきあって「現状維持」がはかれるといいな、と考えています^^。

      犬も高齢化社会を迎えている日本はビッグマーケットですから、
      今後、ますますサプリのラインナップも充実してくること
      でしょう。
      高品質でお求めやすい価格帯のサプリがどんどん増えてくれると
      よいですね!

      最後に、犬ではありませんが、馬の関節炎の治療で効き目が
      高い薬の情報をお寄せいただきましたので、ご参考までにご紹介
      させていただきますね。
      (I先生、どうもありがとうございました!)

      400~500キロもの体重を細い四肢で支える馬の場合、関節炎の悪化は
      時に命を左右しかねないケースに至ることもあると聞き及びます。

      高齢馬の関節炎の治療に用いて、実際に高い効き目が認められたという
      PENTOSAN EQUIN(ペントサン 馬用)※獣医師指示薬
      要皮下注射です。

      96f0b_pentosan.jpg

      偶然にも、こちらはベリーに与えている「ジョイントガード」と同じ
      メーカー(Nature Vet社)の製品でした。

      ちなみに、「ポリ硫酸ペントサンナトリウム(Pentosan polysulfate)」
      は、ヨーロッパ・ブナから抽出された多糖類を用いた植物成分由来の
      化合物で、1990年代後半にはイヌの変形性関節症の治療薬として
      使用され、現在世界中に普及しているそうです。

      国内でも、大日本住友製薬からペントサンを含有した
      「カルトロフェン・ベット®注射液」が08年から販売されているようです。
      ka_001_convert_20100617171406.jpg

      メーカーサイト(※添付文書あり)

      今は、様々なタイプの治療薬があるようですから、副作用情報や
      注意事項を確認した上で、主治医と話し合い愛犬に合ったタイプを
      慎重に選んでいけたらよいですね^^。

      願わくば、ベリーがサプリでこのまま現状維持していけると
      ベストなのですが...。

      3年前、初めてブリーダーさんの犬舎で出会った時のベリー。
      (ベリーは3歳で我が家にきました)
      Running+Maverick_convert_20100617172833.jpg
      この頃は自然に囲まれた、広い敷地で仲間とのびのびと生活して
      いました。
      勾配のある運動場で毎日自由運動して足腰もしっかり鍛えられて
      いました!

      「環境が犬を作る」を実感しました。


      (おまけ)

      「名探偵モンク」という海外ドラマご存じですか?
      脅迫性障害を患う私立探偵モンクが事件を解決する
      アメリカの人気テレビドラマです。
      先日久しぶりに観ましたら、タイトルは「犬と暮らせば」
      dog1.jpg

      事件の被害者の愛犬を一時的に引き取ることになってしまったモンク。
      超がつくほど潔癖症の彼にとってはものすごい一大事!
      もちろん、素手で犬に触ることはできません(笑)。
      遊ぶ時も、撫でるときも、お手入れする時も常にグローブをはめ..。

      ところが、無事里親が決まり、お別れという時、モンクは
      手からグローブを外し、自分をじっと見上げる犬の頭を
      静かに撫でます。

      いや~全編を通して犬好きにはたまらない回でした!

      登場した犬も、ベンジーみたいで可愛かったな。

      あ、ベンジーをご存じない方に念のため。
      k583007902.jpg


      子供の頃、ベンジーは私のアイドルでした(*^_^*)。
      ↑映画に出てくるピューマ(?)の赤ちゃんたちが、たまらなく可愛い!
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      コメント
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      パソコン不調だったんですねぇ~。
      梅雨の時期は特に精密機器製品は不調になったりしますしね・・・
      早く復活するといいですね♪(^_^)

      最近は日本のメーカーも関節症のサプリ開発が増えてきてるので、有難いですねぇ~。
      でも、種類が多過ぎてどれが愛犬にあうか見つけるのが大変ですね。(苦笑)

      最近、動物ドラマや映画が見れなくなってきました・・・
      予告編だけで泣いてしまうんで。
      お別れの時に・・・の言葉だけで、既に泣きそうです!(苦笑)
      でも気になるドラマですねぇ~♪
      by: non☆(@'ω'@)たん * 2010/06/18 12:07 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      nonたんさん、

      ハッ!やはり梅雨の湿気がPC不調の原因なのかもですね!ちょっと困っています(T_T)

      「予告だけで泣けてくる」
      すごーくわかります!!
      「HACHI 約束の犬」など予告目にしただけでウルウルきちゃいました(笑)。

      映画といえば、「ねこタクシー」上映始まりましたね(^_-)
      by: だい * 2010/06/18 22:24 * URL [ 編集 ] | page top
      --グルコサミン、コンドロイチンの摂取量について--

      素人考えですが、なぜ、もっと量を増やした長期の実験をしないのですかね?例えば、倍にして1年くらいの。薬じゃないのですから、少々で効くはずないと思うのです。
      by: k * 2013/03/29 11:06 * URL [ 編集 ] | page top
      ----

      kさま、

      コメントどうもありがとうございます!

      はい、私も全く同感です。

      思うに、「30日」としたのは、コスト(サプリは薬事法適用外のため、
      詳細な臨床データによる裏付けはそもそも不要)と購買者心理を
      考慮してのことではないかと・・・。
      即効性のないサプリといえども、できるだけ短期間で一定の効能を
      得たいとする消費者心理はやはり働くでしょうし、メーカーサイドで
      その期間を「1ヵ月」と設定したまでかなぁ?と。

      もう一つ考えられることは、より長期に渡るデータについても
      一応は取得したものの、「30日」の効能と比して優位な差が
      見られなかったため、公表を見送った?なーんてうがった見方も
      できるかもしれませんが、さていかに・・・。

      おっしゃるとおり、サプリには即効性を期待せず、長期投与を
      前提として気長に付き合っていくのが正解だと思われます♪

      愛犬の一件で、関節保護サプリについては、一にも二にも
      早期投与が大事なのだと痛感した次第です。(大型犬は特に!)

      ワンちゃん、どうぞお大事に!


      by: だい * 2013/03/29 14:31 * URL [ 編集 ] | page top
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