2016 / 11 / 10 ( Thu )
      きのう、たい焼きの差し入れをお客様よりいただきました。

      久しぶりに目にするたい焼きを眺めながら、ふと思い出しました。
      母校の近くに、有名なたい焼き屋さんがあったっけな、と。
      確かしっぽまで餡がぎっしり詰まっていたような・・・・。
      でもはっきりした記憶は残っておらず。

      一方で、卒業以来はじめて、なのにありありと鮮明に
      よみがえった光景があります。

      ちょっと厳しめなランガー先生(ドイツ人)が、顔をくしゃくしゃにして
      声をあげて笑っておられた姿と、先生をいつも笑わせる張本人を名指しする声。

      “Herr Mihara!(ミハラさん)”

      先生が彼の名を呼ぶたび、教室内からくすくす声が。

      厳しいランガー先生に、時にたどたどしいドイツ語で
      ひるまずモノ申すこともあったこの愛すべき学生を、
      先生も可愛くおもっていらしたことをクラスメートは皆知っていました。

      ランガー先生とミハラ君のどちらも真剣なのにどこか可笑しいやりとりに、
      しーんとしていた教室にどっと笑いが響くこともままありました。


      ちなみに我がドイツ語学科には「三匹の熊」がいました。

      小柄で可愛いMiyukiちゃんは「子熊」で
      私が「白熊」
      そしてこのミハラ君は「汚い熊」(!)

      そういって笑う親友Y君に、なんでオレだけ!!と顔を赤らめ抗議していた
      ミハラ君の姿を思い出します。


      最高のムードメーカーのミハラ君は、
      クラスメートのみんなに好かれました。
      いじり、いじられ、みんなで笑って、楽しかった。




      昨日、学生時代からの友人経由で、ミハラ君の突然の
      訃報を知りました。

      海外出張先にて、蚊が媒介する伝染病に感染して、と聞きました。


      私が最後にミハラ君に会ったのは、卒業して2年ほど経った頃でしょうか。
      本当に偶然、愛知県内のレストランでばったり!!
      商社マンらしく、スーツに身を包んではいましたが、
      人懐こい笑顔と温和なクマさんのような雰囲気は変わらずでした。
      やっぱりそのときもお友達と一緒で楽しそうだった。
      わらっていました。


      笑顔の彼しか、思い出せません。
      だからお別れは、みんなで集ってあーだこーだ思い出話に花を咲かせ、
      笑って涙するほうが、彼もよろこんでくれる気がするのです。

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