ドノヴァン夫人と愛犬ロイ
      2016 / 07 / 13 ( Wed )
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      久しぶりに絵本を購入したのですが。

      想像していた以上に素敵でしたぁ

      というわけで、こんな時間に鼻息荒くブログをしたためている次第。


      ヘリオット先生シリーズ「わが動物賛歌」」の中で、個人的にもお気に入りな
      ドノヴァン夫人とロイのエピソードを子供向けに絵本にしたものですが。

      もうね。

      挿絵がたまらなく可愛いっ!!

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      温かみがあって、動物、とりわけ犬への愛がにじみ出ている
      気がしました。
      犬好きの方が描いておられるのだろうな、と思いますれば
      やはり愛犬家でいらっしゃいました



      もし私に小学生の子供がいたら、間違いなくこの絵本を贈ると思いました。

      犬を慈しむということ、またその反対とは、

      犬を喪うということ(時に思わぬ事故という形で・・・)

      犬と互いに支えあって共に生きる素晴らしさ などなど

      この二人のエピソードは、子供たちに自然に多くの大切なことを
      伝えてくれると思うからです。

      絵本の中に、「安楽死」という言葉がさらりと登場します。

      まだ幼いお子さんでしたら、「あんらくしって??」と大人に尋ねることでしょう。

      そのとき、自分だったどう説明するだろうと考えさせられますね。
      (あ、安楽死はけっして物語の核ではありませんのでご安心を!)


      平易な日本語で書かれていますし、漢字にはすべてふりがなが
      ついています。

      個人的に、動物好きのお子さんへのプレゼントに適しているなぁ、と
      感じました。


      こちらの絵本の原著である「わが動物賛歌」」でのラストも、12歳になったロイが
      元気に堂々とドノヴァン夫人のお供をして歩いているシーンで終わりますが、
      後年発表された「愛犬物語」では、彼らのその後にも触れています。

      ロイは10代後半まで生き(大型犬としては大変長生きしたのですね!)
      ロイ亡き後、町の老人ホームに入居したドノヴァン夫人とのやりとりが
      紹介されていました。

      ドノヴァン夫人は悲嘆にくれていました。
      キリスト教の教えでは、魂のない動物たちは死後、あの世にいくことができない。
      となると、自分は愛する動物たちとあの世で再会することは永遠に
      叶わないのではないか・・・と。
      死別してなお、愛犬たちを心から愛していたドノヴァン夫人にとって
      それはあまりにも無慈悲で救いのない考えだったことでしょう。

      そんな彼女にヘリオット先生は力強く断言しました。

      「そんなことはけっしてありませんよ。
       あの世にいっても、また愛する犬や猫たちと会えます。
       僕は心からそう信じています。」

      ドノヴァン夫人が、どれほど喜びに輝き、救われる思いだったことか
      想像に難くありません。

      私にとって、このドノヴァン夫人とロイそして先代犬レックスの
      エピソードは、瀕死のところ、間一髪で救われたラフコリー犬ベニーと並び、
      とりわけ印象深いエピソードであります。

      年齢問わず、犬好きさんにはお勧めしたい一冊です。

      おっと、長々と失礼いたしましたm(__)m。


      (※念のため、アマゾンの当該ページをリンクしておきます。)

      ヘリオット先生とドノバンおばさん
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