JAHA CAPPボランティア講習会
      2010 / 05 / 20 ( Thu )
      先日、JAHA(公益社団法人 日本動物病院福祉協会)事務局で
      行われたCAPPボランティア講習会に参加してまいりました。
      (CAPP=Companion Animal Partnership Program)

      JAHAは前身である「日本動物病院協会」の創立以来、
      30年以上にわたり、動物病院の向上とその社会還元を目指し
      活動を続けています。
      主なメンバーは全国の動物病院で会員病院数は約800以上
      にのぼっているそうです(09年10月末現在)

      JAHAは、アニマルセラピー(CAPP訪問活動)の推進にも力を入れて
      おり、毎月1回、始めての方を対象にボランティア講習会を開催
      しています。今回私も参加させていただくことにしました。
      (※CAPP参加に際し、講習会参加が義務づけられている
      わけではないそうです。)

      ちなみに「アニマルセラピー」とは動物を介した
      セラピー手法をいい、以下の2つに分類されるそうです。

      ・動物介在療法(AAT=Animal Assisted Therapy)
      ヒト医療従事者(医師、看護師、理学療法士など)が治療の補助として
      用いる動物介在療法

      ・動物介在活動(AAA= Animal Assisted Activity)
      動物とのふれあいを通じて楽しい時間を過ごしていただくことを
      目的とする動物介在活動

      (セラピーではありませんが、CAPP活動の中には
      保育園や小学校を訪問して、子供たちに犬との接し方を指導する
      「動物介在教育(AAE=Animal Assisted Education)」も
      あります。)

      さてこの日の参加者は5名。
      中には、70歳代の女性もいらっしゃいました。
      約3時間程度、スライドや活動ビデオ、ベテランボランティア
      さんの体験談などを伺いました。

      特に、10年以上CAPP活動に携わっておられるベテラン
      ボランティアの方々のお話は興味深かったです。
      皆さんが力説されていたのは、「動物に絶対無理はさせない」、
      「常に動物から目と手を離さず、動物の安全をしっかり守る」
      こと。

      特に飼い主(ハンドラー)も慣れないうちは、会話に夢中でつい動物
      から目が離れがちになったり、動物を利用者(主にお年寄り)
      に任せきりになるケースが時々見受けられるそうです。

      思わぬ事故を避けるためにも、いついかなる時も動物と両隣に
      目を配る必要があるのですね。

      「愛犬を守るのは自分自身」
      どんなに大人しく従順な子でも、動物である以上反射的な動を
      常に想定していなければなりませんものね。

      とはいえ、「言うは易しく行うは難し」。
      最初からパーフェクトにできる人はいない。失敗してもめげずに
      続けていくことが大事!とエールをいただきました。

      ご参考までに、その日いただいたアドバイスの一部をご紹介します。

      ●動物、飼い主、家族のいずれかの体調がすぐれない場合は、
       無理せず欠席する。
      (その場合、必ず事務局もしくはチーム・リーダーへ要連絡)

      ●元気一杯の犬は、活動前に適度な運動をさせておく。

      ●少し早めに到着し、施設周辺を歩いて犬も人もリラックスすると
       グッド
      (犬は飼い主の慌てをすぐ察知する。飼い主自身が楽しく行動しよう)

      ●ウエストポーチ(中身はボールやおもちゃ、おやつ・フード、
       ディッシュ、ウェット・ティッシュ、ウンチ袋など)をお腹側に
       つけ、バッグやリュックは背負わない

      ●利用者に犬を触っていただいている間も、飼い主は犬の首輪、
       カラーに手を添えていること(万が一、強い力で抱きしめられた
       場合は、利用者と動物の間に手を入れるなどして飼い主がカバー
       する)

      ●もし、片手が不自由な方がいらした場合、不自由ではない腕の方
       に犬を座らせるなど、利用者の気持ちに立った行動を心がけよう

      ●もっと頻繁に犬を褒めよう!

      ●動物に無理はさせない!疲れ具合を常時チェックし、臨機応変に
       輪の外に出て、離れた場所で休ませたり、外へ連れ出してリラックス
       タイムを持つとよい。

      ●おやつを与える時は、近くに他の動物がいないことを確認して
       から

      ●(高齢者施設の場合)利用者に、家族関係や病気など、
       立ち入ったことは聞かない。

      ●必ずしも、お話を必要としない利用者もいる。

      ●活動終了後、ホッと気がゆるんだ時の動物同士のハプニングあり。 
       控え室でも、気を抜かず愛犬・愛猫の様子に気を配ろう。

      ●仮に思うように活動できなくても、めげずに続けることが大事!
       (ベテラン組も、最初は初心者)
        
      ボランティア講習会や活動スケジュール(東京、神奈川、千葉、埼玉)
      は、JAHAのホームページで確認いただけます。
      (ちなみに次回の講習会は5/31予定)
      「アニマルセラピー」の中の「CAPP活動予定」をチェックください。


      動物介在活動(AAA)に参加するには、何よりもまずその動物の適性
      -つまり「人間好き」であるか-が大切だといわれます。
      (でなければ、活動時間中、ずっと緊張してストレスを感じっぱ
      なしになってしまいますものね。これではAAAの意義はないかも)

      動物の適性もさることながら、直接利用者の方々と言葉を交わし
      触れあう飼い主(ハンドラー)の適性も、同様に重要だと
      感じました。
      実際に活動を見学させていただく前は、AAAとは「人と動物」
      のふれあいが中心だと思っていたのですが、体験した後では、
      (動物を介した「人と人」のふれあいがAAAの中心なんだな)
      自然体で、素晴らしい活動をされる先輩ボランティアさん達の
      姿を目の当たりにして、そう思いました。


      あっといけない、またまた長くなってしまいました!

      今日はこのへんで失礼しまっす。

      (おまけ)

      生まれつき“ハッピー”な性格のゴン太。
      あと5歳若かったら一緒にCAPP活動に参加できたのになぁ。
      残念!
      CIMG1593_convert_20100520210734.jpg
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