夜空と星と
      2016 / 03 / 03 ( Thu )
      おとといの夜、近くの公園で空を見上げると、

      濃いインディゴブルー色の空にもくもく広がる雲が見えました。

      お月さんも星も見えません。

      まるで暗い海に漂う海氷を眺めているよう。

      雲は北風に乗ってゆったり流れていきました。

      と、雲と雲の合間から、控えめに輝くちっちゃな星が一つ姿を見せました。

      おっ、と思うもすぐ雲に覆われてまた見えなくなり・・・・。

      その時、金子みすずのあの有名な詩が思い出されました。


      青いお空のそこふかく、
      海の小石のそのように、
      夜がくるまでしずんでる、
      昼のお星はめにみえぬ。
        見えぬけれどもあるんだよ、
        見えぬものでもあるんだよ。




      「亡くなった犬たちは、私たちが気づいていないものも含め、
      本当にたくさんの『繋がり』を残してくれている。
      だから、それほど悲しむ必要はない。」

      知人が、お世話になっているドッグトレーナーさんにかけられた言葉だそうです。




      そうはいっても。

      喪失感が途方もなく大きすぎ、

      『繋がり』に思い至ることがどうしても困難な時が、やっぱりあります。


      でもそれは、無理からぬことではないかなぁ。

      だって、私たちは互いに唯一無二の存在だったのですから・・・・。



      でも、いつの日か徐々に雲が晴れ、

      変わらずそこに在り続ける「星」の存在を認め、

      彼らは今なお共に在るのだと、腑に落ちる日が来る。

      きっと私にも、

      現在、途方もない寂しさと悲痛の中におられる方々にも必ず・・・・。



      そう祈る気持ちで、夜空を見上げた夕べでした。





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