映画「狩人と犬 」 と 「木漏れ日の家で」
      2013 / 05 / 14 ( Tue )
      今日はお泊り組のフィンちゃんとマイベッドをシェア中のゴーちゃん。
      ちょっと困り顔?と思いきや・・・・
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      なんと、自らフィンちゃんの隣にやって来て
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      も、萌え・・・・。



      このあと、「オラも~♪」とモフ男までジョインしそうに
      さすがにそれは押しとどめました。
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      人気だなぁ、ゴーちゃんベッド!



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      「ついに観ましたよ!おススメ映画。」

      先日、代々ランで時々お目にかかるラン友さんにお声掛けいただきました。

      その映画とは、犬が登場する映画の中で私が最も好きな作品、
      「狩人と犬-最後の旅
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      以前当ブログでもご紹介したことのある、かの名作です!

      その時の記事はこちら→ おすすめ犬映画

      詳細は省きますが、これだけは一言。

      「犬と自然と映画をこよなく愛する者は、これを観ずして死ぬべからず」


      ぐは!言っちゃった。
      「マイ不動のトップ3」にランキングされる映画です。
      これまでどれだけ多くの方におススメしたかわかりませんが、
      実際に「観ましたよ!」の声をいただけたのは初めてで、
      ちょっと、いやだいぶ嬉しかった次第です。

      監督のニコラス・ヴァニエ自身も著名な探検家。
      映画に登場するキャストは、奥さん役以外すべて本人が演じているという、
      ほぼドキュメンタリーの手法をとった映画です。
      登場するそり犬たちは、ほとんどがヴァニエ監督の愛犬(犬ぞりメンバー)。
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      ロッキー山脈の大自然の映像美は、ただ息をのむほど。
      これは「ぜひご自分の目でご覧あれ!」としか言えません。
      そうそう、ご覧の際は、必ず大画面でご堪能くださいね。
      ご自宅に大画面テレビのない方は、友人知人親戚を頼ってでもぜひ!

      原題は「Last Trapper(最後の罠猟師)」。
      ロッキー山脈で、昔ながらの罠猟を続けながら妻と二人、山で暮らすノーマン。
      彼の言葉の深さに、何度観ても新たな発見があるのもこの映画の素晴らしさ。
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      犬も荷物を運んでる!


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      許しは乞わない、ただ、感謝する。


      これは仕留めた動物に関するノーマンのセリフなのですが、
      当時の私には、とりわけ胸に響く言葉でした。


      日本語のトレイラ―が見つからなかったので、英語版を貼っておきます。
      が、この予告の演出より、ずっとずっと素晴らしい作品だと私は思います。





      ちなみに、冒頭のラン友さんは、DVDを買ってしまったそうです(笑)
      中古版は、アマゾンで1000円ちょっとで買えるようですね!

      (※一応アマゾンもリンクしておきます。)
      狩人と犬、最後の旅 [DVD]





      今日はもう一作、犬映画のカテゴリーには入りませんが、
      犬がとってもよい味を出している作品をご紹介します。

      『木洩れ日の家で』
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      主人公の愛犬フィラを演じたボーダーコリーちゃんのなんとも可愛いこと!!!
      モノクロですが、2007年制作映画。(本邦公開は2011年)

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      アニェラが会話し議論をする、唯一の本当の「友人」、犬のフィラ。
      フィラのおかげで、私たちは日常的な事柄や、「太古から相も変らぬ」事柄に関する、
      彼女の考えや、実に冗談に満ちた滑稽な「対話」を聞くことができます。
             (ドロタ・ケンジェルザヴスカ監督インタビューより)



      主役のアニェラを、撮影当時91歳(!)だった女優ダヌタ・シャフラルスカが
      演じています。(なんと、1915年のお生まれ!!今もご健在のようです。)

      監督、脚本、編集を務めたドロタ・ケンジェルザヴスカ氏はインタビューで
      この作品を、彼女のために執筆したことを明らかにしています。

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      (あらすじ)
      ワルシャワ郊外の緑に囲まれた木造の古い屋敷、
      その家で愛犬フィラデルフィアと静かに暮らす一人の91歳のアニェラ。
      彼女は今、さほど長くはない自らの余生と彼女が愛する家をどうするか考えていた。
      その家で彼女が体験した忘れることのできない甘美な思い出の数々と、
      いろいろなことが思い通りにはいかずに歯がゆい現実。
      やがて彼女が下す人生最後の決断。
      彼女がただひとつだけ遺そうとしたものとは…。

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      間違っているかもしれませんが、私は、さまざまな場所に、
      忘却の彼方に遠ざかってしまう場所、家や空気、
      そしてアニェラのように、老年になると見捨てられて一人きりに
      なってしまう人々を見出すことができると思います。
      また、己れの誇りをかけて、私たちを取り巻く奇妙な世界と闘う、
      日々の生活のヒーローたちも見出すこともできます。

      私のまわりに、アニェラほど前向きで、勇敢で、実際的な人は、
      ほんの少ししかいません。
      また、誠実な(せめて自分自身に対して)人もごくわずかです。
      だからこそ私は、一般には敗北者と思われている老いた女性、
      しかし、人生の最後の日々においてすら、他の人々に
      善を与えることのできる女性について物語ることが
      自分の義務であると思ったのです。

                  ドロタ・ケンジェルザヴスカ監督
        






      全くの余談ですが、私はこの映画をはじめて観た時、昔ポーランドで会った
      おばあさんとその愛犬を思い出しました。

      ヘレナとビンゴ。
      10代の終わりに一人旅で訪れたクラクフ市のツーリストインフォメーションで
      手配されたB&Bが彼らの家でした。

      当初2泊の予定だったクラクフに、結局1週間近く滞在したのは、
      ヘレナとビンゴの家がとても居心地よかったから。

      夕方私が観光から戻ると、ベッドには洗濯され、きれいにたたまれた洋服が。
      (そうだ、シャツにはしっかりアイロンまでかけてくれていたっけ・・・)
      すかさずビンゴが「クッキーおくれ!」と私にねだりにきます。
      「今日はどこに行ってきたの?」ビンゴを捕まえに来たヘレナが私の
      一日の様子を尋ねる、そんな毎日。

      夜、私がコホコホ咳をしていると、「喉にいいから」とはちみつ入りの
      ローズヒップティーを入れて部屋まで持ってきてくれました。
      甘くて、ザクロのような色が目にも綺麗でとっても心に沁みた、
      生まれてはじめてのローズヒップティー。
      あれほど美味しいローズヒップティーには、その後出会えていません。

      自分用にと作ったトマトスープを「飲む?」と差し入れしてくれました。
      (パンも!)
      昔も今もポーランド語はちんぷんかんぷんの私ですが、この一言だけは
      今でも言えます。

      「ポミゾルズッパ、パルゾ、ミ、ズマクーイエ!(トマトスープ、すごく美味しい!)」

      文法や発音なんてめっちゃくちゃ。
      でも、私のでたらめポーランド語に、ヘレナは「Tak,tak!」と
      とっても嬉しそうに頷いてくれました。

      彼女は足が少し悪かったのですが、私を近くに住む、息子夫婦の家に
      連れていってくれました。
      可愛らしい乳児のお孫さんがいたのですが、なんとなく、頻繁には会えて
      いないのかな?そんな印象を受けたのを覚えています。

      そんなこともあって、この映画の主人公アニェラとヘレナが少し重なって
      見えたのかもしれません。
      そして主人公アニェラ同様、ヘレナも明るくお茶目で可愛らしい素敵な女性でした。


      誰しも、思い出すたび胸が懐かしさであたたかく、そしてせつなくなる場所が
      あるように、私にとって、ヘレナとビンゴの住んでいたクラクフの市営アパートの
      一室は、まぎれもなくその一つ・・・。


      おっと、今日もつい脱線してしまった


      「木漏れ日の家で」機会があったらご覧になってみてくださいね。
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      17 : 22 : 10 | 映画 | page top
      大ちゃん、ムーミン、ジョッキーを夢見る子供たち
      2012 / 07 / 17 ( Tue )
      またまたすっかりご無沙汰してしまいました・・・・。

      西日本は連日猛雨、関東は猛暑続きですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。


      我が家のベニーは、このとおり、ひんやりジェルマットのお世話になりっぱなし。
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      こちらのマットは、お客様から1歳のお誕生日祝いとしてプレゼントいただきました。
      先日17歳3ヶ月になった大地くんとお揃いのマット♪
      一度ひんやり気持ちよいことがわかるや、どきません(笑)


      こちらは、キリッと凛々しい大地くん(ちょっと前のお写真)
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      イケメン日本男児なのに、画力のない私にいつもムーミンちっくに
      描かれてしまう気の毒な大ちゃんです・・・・
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      ちなみに日誌にいつもムーミン顔の大ちゃんが登場するので、
      お母さんが、ムーミン一家のストラップもくださいました
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      ほとんど父に奪われてしまい、一家離散状態ですが、
      ムーミンパパとスナフキンだけはかろうじて死守!


      みーちゃん&大ちゃんママ、ジェルマットを本当にどうもありがとう
      ございました!!
      暑さにからきし弱い黒モフ族ゆえ、大変重宝しております
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      ところで父といえば、先日70歳目前にしてブロガーデビューいたしました。

      トップ画像は雪じろうのコチラの写真。
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      そして記念すべき最初の記事タイトルも、ズバリ「雪じろう」


      雪よ、おぬし、愛されとるなぁ・・・・・。
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      しかも、更新が早い!!

      さしものナマケモノ娘も、これではイカン!と奮い立ち、手始めに
      溜まりに溜まったブログネタを、思いつくままリストアップしてみましたら・・・・
      ゆうに40近くもあり・・・ぐはっ

      どこから手をつけたらよいものか、ちょっと途方にくれております。


      そんな時は・・・・「ザ・現実逃避」


      というわけで、今日は犬には全く関係しない、個人的趣味全開な
      映画の話題です(キリッ)



      2009年に公開された、フランスのドキュメンタリー映画
      「ジョッキーを夢見る子供たち(原題 Lads Et Jockeys)」を
      先日はじめて観ました。

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      映画の終わりに、「この映画を すべての見習い騎手に捧げる」との
      クレジットが流れますが、私はこの作品を、プロアマ老若男女問わず、
      馬に乗る人、かつて乗っていた人、すべてのホースマンにご覧いただきたいと
      思いました。


      舞台は、パリ近郊シャンティにあるフランス国立騎手・厩務員養成学校
      「ル・ムーラン・ナ・ヴォン」。

      未来のスター・ジョッキーを夢見て寄宿生活に入学した約30名の
      14歳の少年たちにカメラが10カ月間密着し、彼らの日常を淡々と追っていきます。
      養成学校では、優秀な生徒は騎手に、それ以外の子は厩務員になるため、
      3年間プロの指導を受けます。
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      彼らの一日は、毎朝5時の厩舎そうじと馬の世話からスタート。
      眠たい目をこすりこすり、厩舎へ向かうまだあどけない顔の少年たち。
      (生徒の中には女の子もいます)
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      馬房そうじを手早く終わらせようと雑に仕上げる生徒に、教官は注意します。

      「きみを乗せてくれる大事な馬だ。
       敬意を示さないと馬は従わないぞ。
       (寝わらを)新しい藁に替えろ。」

      教官が去った後、「クソ、むかつく。」と小声で悪態をつく少年。


      そして、騎乗練習後、馬房で馬の手入れをしている少年に
      また教官が尋ねます「馬に乗った感想は?」

      「よかったけど、(自分の)足が痛い」と答える少年を教官は
       こう諭します。


      「実際に馬に乗って、ギャロップした後はどうする?教えたろう。
       よく考えて走れ。
       馬が疲れてないか、脚の動きはどうか。
       お前らは自分のことしか 考えてない。
       だから自己中心の見方しかできない。
       だが、お前がよくても馬がつらい時もある。
       脚が痛かったり、息切れして舌を出したり、よく気をつけろ。
       自分が楽しむよりも馬を気持よく走らせろ。

       今日は落第だ。

       馬が舌を出したら自分の責任だと思え。

       水は?新鮮な水をやれ。
       飼い葉桶もきれいにな。」

       
      ぶ然として水桶の水を取り替える少年に、教官が言葉をかけます。

      「楽しいか?騎手になりたいか?」

      lads and jockeys


      昔耳にした、ある大学馬術部のキャプテンを務めた青年の言葉が
      思い出されました。
      彼はあっけらかんとしてこう言ったのです。

      「馬術部に入部して、監督から最初に叩き込まれたことは、
      『馬をモノとして扱え!』でしたね。ハハハ」


      全日本学生馬術選手権で何度も優勝経験があり、全国各地から、
      才能あるライダーが集まる名門馬術部。

      監督の真意がどこにあるのか私には知るよしもありませんが、
      仮に額面どおりだとすれば、教え子たちの生涯を通じて、この「薫陶」の
      代償は、とてつもなく高くつくことだろうなぁ・・・・・と物悲しい
      気持になったのを覚えています。



      この映画は、将来の夢に向かって悪戦苦闘しつつ、ひたむきに馬・自分と向き合う
      少年たちの姿を追ったものですが、同時に彼らを教育する教官たちの、
      馬や子供たちへの「あたたかいまなざし」を随所に感じさせ、
      「教育とは何ぞや」を静かに問いかける秀作だと、私は思います。

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      「馬に乗るときは、全員必ず乗馬ズボンをはけ。
       ブーツをよく手入れしろ。
       この世界にはきちんとした決まりがある。
       君らは馬と出会い、学校や厩舎で多くの人々から学ぶ。
       馬主は君らに馬を託す。
       だから相手を敬え。
       汚れたジーンズで馬に乗るな。
       きちんと礼儀正しく挨拶しろ。
       いつも礼儀を忘れるな。
       出会う人や厩舎の人ときちんと接しろ。
       仲間にもだ。みんなを敬え。
       仲間同士でののしりあうな。絶対にダメだ。

       正門が見えるだろう。
       荷物を持て。
       正門を開けろ。
       タクシーが来る。

       いいヴァカンスを!」


      うん、久しぶりに、胸が熱くなる映画を観ました。

      「一等賞になれなくても、人生は続く」

      このキャッチも、なかなかよし。

      (予告編)



      (追伸)
      本作には2006年の凱旋門賞でのシーンが登場し、ディープインパクトと武豊も
      チラッと出てきますよ。


      そうそう、「馬が引っかかった」体験をお持ちの方には、思わず身につまされる
      シーンあり(笑)
      笑うどころか、涙なくして観れないかも!?




      17 : 38 : 22 | 映画 | page top
      おすすめ犬映画
      2009 / 12 / 26 ( Sat )
      クリスマスが過ぎますと、はや気分は
      「もう少し寝るとお正月」。
      皆さん、お正月休みは、どのようにお過ごしですか?
      愛犬とまったりもよし、寝正月もよし、読みたくて
      読めずにいた本やビデオ鑑賞にトライするもまたよし^^

      今日は、「お正月休みは、自宅で映画鑑賞」というビデオ派の
      方に、私が独断と偏見でオススメしたい犬映画(正しくは犬が
      出てくる映画)の3作品をご紹介させていただきます。
      ※あくまで私の個人的な好みですのでご了承ください(^_-)

      まず最初は、ドキュメンタリー派の方に。

      ①狩人と犬、最後の旅
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      原題:The Last Trapper
      2004年
      フランス・カナダ・ドイツ他
      94分(コレクターズエディションは101分)

      こちらの作品をなぜスクリーンで観なかったのか、激しく
      悔やまれます。この映画は、間違いなく大画面で観るべき
      作品でした。
      ロッキー山脈の雄大な自然の中で生きる実在の狩人(トラッパー=
      罠猟師」)ノーマン・ウィンターと犬たちの暮らしを追った
      ドキュメンタリータッチの映画です。

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      主人公のノーマンは、俳優ではなく正真正銘の狩人。
      実際、ロッキー山中に住み、罠を仕掛けて獲物を捕る狩人は本当に
      彼が最後の一人といっても過言ではない状況だそうです。
      ノーマンの、仕留めた生き物の命に対する敬虔な思いに心打たれます。
      イヌイットやネイティブアメリカンに通じるものがあるように感じ
      ました。
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      ※カヌーに犬も同乗しています!

      厳かなまでの美しさと冷徹さを見せる大自然の中で、
      ノーマンを支える妻、友人そして彼を慕い、心から信頼する
      そり犬たちの絆のなんと強いことか。
      冒険家でもあるニコラス監督は、インタビューでこう述べて
      おられます。「この映画は犬映画ではありません。
      ただ犬が好きだからという理由でご覧になると、その暮らしの
      過酷さに、ちょっぴり驚いてしまうかもしれません。
      だけど、犬たちはノーマンを信じ、与えられた役目をひたすら
      果たしていく。それは言葉を失うほど感動的なものです。」
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      ※余談ですが、映画に登場したそり犬はほぼ全頭監督ご自身の
      犬だそうです。そしてDVD特典のメイキングシーンも
      とても興味深いです。

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      狩人と犬 映画紹介

      アマゾンDVD


      お次は、ラブロマンスがお好きな方にオススメの作品。

      ②恋愛小説家
      51Mrkb5A07L__SL500_AA240_.jpg
      原題:As Good As It Gets
      1997年 アメリカ 138分

      こちらも犬が主人公の映画ではありませんが、観るたび心がほんわか
      する大好きな作品です。
      ジャック・ニコルソン演じるベストセラー作家は大の人間嫌いで異常
      な程の潔癖症、誰かれ構わず悪態をつく偏屈おじさん!(しかも隣家
      の愛犬をゴミシューターに投げ入れて知らん顔)
      そんな嫌われ者の作家と、バツイチ子持ちのウェイトレスが織りなす
      不器用な恋を、優しくユーモアを交えて描いた作品です。
      ヒロインのヘレン・ハントはもちろん、俳優人がみんな素晴らしい!
      この作品でジャック・ニコルソンとヘレン・ハントは97年アカデミー
      賞の主演男優賞と主演女優書をダブルで受賞したのですが、彼らと
      ともにその演技を絶賛されたのが、主人公に他者への優しさ、思い
      やりを持つことの大切さを気づかせるきっかけとなる隣家の愛犬
      「バーデル」を演じたワンちゃんだったとか。
      (冒頭、主人公にゴミシューターに入れられちゃうんですが・・・)
      ベルギー産のブリュッセル・グリフォンという犬種をこの映画で
      初めて知りました。
      ひょんなことから、バーデルを預かることになった主人公は、
      バーデルに振り回される毎日。でもいつしか彼の顔には優しげな
      笑顔が・・・
      犬好きの方にもきっと満足いただける作品だと思います^^

      私が特に好きなシーンに、主人公がバーデルにピアノを弾きながら
      歌を聞かせる場面があります。その時の歌はモンティ・パイソンの
      映画の挿入歌「Always Look on the Bright Side of Life」
      こちらのYoutubeで「恋愛小説家」のシーンと共に
      「Always Look on the Bright Side of Life」をお聞きいただけ
      ます。

      As Good As It Gets(Youtube)

      この歌、本当にいいなぁ!
      (日本語字幕はありませんが、バーデルの可愛い仕草も
       ご覧いただけます)

      余談ですが、映画の中のバーデルはオスの設定ですが、実際バーデル
      を演じた子はメスだったそうです。冒頭のオシッコシーンも演技
      だったのか!と驚きました。
      アマゾン DVD


      最後は、「やっぱり映画はコメディに限る!」という方向けオススメ作品。

      ③ドッグ・ショウ!
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      原題:BEST IN SHOW
      2000年 アメリカ 90分

      年に1度行われる全米で最も名高いドッグショー“メイ・フラワー・
      ドッグショウ”を巡る人間模様を、ドキュメンタリータッチで
      描いたコメディドラマです。
      愛犬をチャンピオンにするため、個性豊かな「愛犬家」が大奮闘
      する模様は文句なしに面白い!
      凸凹夫婦やゲイのカップル、弁護士夫妻など、各地から集まって
      くる参加者に予想外のアクシデントが襲います。
      この映画を観た、ドッグショーを楽しむ友人曰く、「ちょっと
      誇張されて描かれてはいるが、かなりいいところを突いていて
      面白かった。」とのことでした。
      ドッグショーに興味がない方も、楽しんでいただける作品だと
      思います(^_-)。

      余談ですが、凸凹夫婦で妻を演じた女優さん、どこかで見覚え
      が・・・と思っていましたら、「ホームアローン」でカルキン君
      演じる息子を家に忘れてしまったうっかりママでした!懐かしい!

      すっかり長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
      皆さんのオススメの犬映画情報も私宛にどしどしお寄せくださいね。
      楽しみにお待ちしています^^!

      ちなみに私は、お正月に「マーリー、世界一おバカな犬が教えて
      くれたこと」をレンタルする予定です^^
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      トレイラー

      アマゾン DVD


      映画って本当にいいものですね。

      17 : 35 : 01 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
      映画「牛の鈴音」
      2009 / 12 / 13 ( Sun )
      (今日は犬の話題ではありませんのでご興味のない方は
      すみませんが読み飛ばしてくださいね^^)

      皆さん、映画はお好きですか?
      私は大好きでして、学生時代からよく映画館に足を運んで
      おりましたが、最近はそう頻繁に行けなくなりました。
      (先日も、とても見たかった“THIS IS IT”を見はぐねて
      ヘコみました...)

      そんな私ですが、「今度こそ絶対見逃すまい!」と心待ちに
      している作品があります。
      12月19日公開の、韓国映画「牛の鈴音」(原題 Old Partner)
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      こちらは韓国の農村に生きるおじいさんと年老いた牛を見つめる
      ドキュメンタリーで、本国ではドキュメンタリー映画としては過去
      最高の300万人(15人に1人が見た計算)」という
      観客動員数を記録した作品だそうです。

      1007870_01.jpg

      腰の曲がった80歳近いおじいさんと、一般に15年といわれる
      寿命をはるかに超えた40歳の年老いた牛。
      30年共に働いてきた一人と一頭の、効率化どこふく風の日常を
      淡々とひたすら静かに映し出した映画だそうです。

      イ・チュンニョル監督は、本作品が映画デビュー作。
      監督のお父様も、牛と共に働いて4人の子供を育てあげたそうです。
      監督は読売新聞のインタビューでこう語っておられます。

      「苦労して大学まで出してくれた父に、私は何の恩返しも
       できずにいた。だから、幼いころの記憶の中から牛と父と切り
       取り出して、作品として見せることで感謝の気持ちを表した
       かった。」
                 (2009年12月11日 読売新聞 夕刊より)

      ご自身のお父様を撮ることも考えたそうですが、もう牛は飼って
      おられなかったため、5年をかけて全土を回り、ようやくおじい
      さんと牛に巡りあったとか。

      「めまぐるしい現代にあって、牛とおじいさんは欲張らず、
       ゆっくり実直に仕事をしていて魅力的でした。」

      なぜこの静かな映画が、これほどの大ヒットになったのか?
      この映画には、大きな事件も、政治的メッセージもなし。
      もちろん美しく格好いい若者も出てきません。
      描かれるのは、腰の曲がったおじいさんと一頭の年老いた牛の
      ゆったりとした、けれど近い将来必ず消えゆく命の営み...。

      こちらは公式サイトにある予告トレーラー
      牛の鈴音 予告トレーラー

      公式サイト

      上映館は、東京では、シネマライズ(渋谷)、銀座シネパトス、
      新宿バルト9の3館だそうです。

      余談ですが、このおじいさんとよく似た生活を営まれている方を
      お一人だけ存じ上げています。その方の口癖。

      「生き物は、手をかければかけただけ応えてくれる。」
      「動物たちから、毎日元気をもらっている。ありがたいことだ。」

      その方と共に暮らす動物の満ち足りた表情、いきいき咲き誇る植物
      たち、そしてご本人のお日様のような屈託のない笑顔に、その言葉
      の証を見る気がいたします。

      私もしっかり肝に銘じておこうと思います。
      img_introduction_convert_20091214214141.jpg

      21 : 54 : 49 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
      お知らせ~映画「犬と猫と人間と」上映について~
      2009 / 09 / 27 ( Sun )
      先日のブログにて、dog actually主催の初イベント
      それぞれの動物愛護のカタチがお台場で開催される旨
      ご案内いたしました。

      今回は、本イベントに参加される飯田基晴監督の最新作
      ドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」を紹介させて
      いただきます。

      この作品は、飯田監督の前作品「あしがらさん」をご覧に
      見えた一人のおばあさんが、映画館で監督に
      「不幸な犬猫を減らすために、映画を作ってほしい」と声を
      かけたことから生まれたのだそうです。
      そのご婦人は、長年猫の保護活動に取り組んでいらした
      稲葉恵子さん。
      映画の中で、稲葉さんはこう語っておられます。

      「多くの人にこの問題を知ってほしい。子供も大人も
       観て『かわいそう、大切に育てよう』と思ってもらえれば
      それが一番早いと思いました。」

      image_introduction_03.jpg


      老後の蓄えから数百万円を飯田監督に託し、映画の完成を
      楽しみにされていた稲葉さんは、一昨年、完成を前にして
      お亡くなりになったそうです。
      この映画は、稲葉さんから私たち一人一人に託された
      「希望のバトン」なのかもしれません。

      image_introduction_02.jpg

      この映画には、時に目を背けたくなるシーンもあると思います。
      今この瞬間にも、日本のどこかで起こっている現実を目の
      当たりにすることは、あまりに辛く、できるなら直視したくない
      という方もおられるかもしれません。(白状しますと、私もその
      一人でした)
      それでも、人知れず処分されていく動物たちの存在と彼らを
      取り巻く現状を知ることで見えてくることがきっとあるはずです。
      動物好きな方はもちろん、動物嫌いな方を含め一人でも多くの
      方にご覧いただきたい作品です。

      東京では渋谷のユーロスペースにて10月10日(土)よりロードショー。
      Tel : 03-3461-0211
      上映時刻 11:10/13:40/16:10/18:40

      ちなみに、おととい(9月25日)のNHKニュース「おはよう日本」
      の中でも本作品が取り上げられていましたね!

      NHKニュース おはよう日本 (2009年9月25日放映)You Tube

      「犬と猫と人間と」オフィシャルサイト

      劇場用チラシ
      20090808_504030.jpg
      表の写真は、多摩川で活動されている写真家の小西修さん
      の提供だそうです。

      20090808_504031.jpg
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